インテリアコーディネーターの資格を活かして、インテリアコーデだけでなく、発達障害・身体障害を持つ次男の育児経験による、お片づけ苦手を活かした整理術カウンセリングを行なっています。
また風水インテリアのルーティン化するアドバイスもお伝えしています。
筆者が語る「インテリアコーディネーター」について、さまざまなテーマに分けてお伝えしていきます。
インテリアコーディネーター とは?資格取得から仕事に活かすまで
今回は「インテリアコーディネーターで副業・独立・起業する」についてお話しします。
今筆者の現況は、建築会社でのフルタイム勤務をしながら副業でインテリアコーディネーターの仕事をしています。
また世の中には、
○独立して会社を設立する方
○事業主として起業している方
さまざまな働き方をされていらっしゃいます。
そこで、資格を持って会社勤務以外の働き方を筆者の経験を元にお伝えしていきます。
目次
筆者がインテリアコーディネーター仕事を副業にした訳
約9年前に筆者は一度起業した経験があります。
当時次男の持病が悪化し、2回目の手術後体調を崩し一時的に介護が必要になったために会社を辞めざるを得ず、これがきっかけで起業の道を選びました。
約4年個人事業主を経験しましたが結果は大失敗に終わり、今は会社勤務+副業スタイルを選んで活動しています。
失敗から学ぶことが本当にたくさんあり、確かに失ったものも多いけれど得たものも多く、今が一番楽しいかもしれないですね。
その時の経験で感じたことをお話しします。
自分一人で独立は難しい現実
起業した当初はインテリアコーディネーターの資格があるので、筆者がまず行動を起こしたのは提携してくれる企業やメーカーでした。
昔のツテをたどりながらプレゼンしたり、ビジネス交流会に参加したりなど、積極的に活動しました。
どのメーカーさんや企業先では、なんとか数回はワークショップを開催したり講座を持てることが出来たのですが、毎回リアル集客をしていくのに疲弊し、開催継続もどんどん打ち切られたりして、厳しい現実にぶち当たりました。
当時の現状は、開催するワークショップや講座の単価が低いので、月収1万円なんて良い方で会場費と交通費で赤字必至のあり様です。
もっと踏ん張れば良かったのでしょうけど、筆者にはその余力がありませんでした。
インテリアコーディネーターとしての独立は、独立後にはどんな活動をするのを、ある程度計画を立てた方が良いと思った失敗後の筆者の感想です。
独立後大失敗から学ぶ、本当にやりたい仕事
個人事業主になった時、起業塾に入っていた経験があります。
塾が福岡で開催されていたので、山口から頑張って通っていました。
インテリアコーディネーターとプラスαとして風水アドバイスなどもしていたので、その仕事で生計を立てたいと思っていたので、通うのが楽しかったし最後まで頑張れたのです。
その時にFacebookなどSNSの存在を知りましたし、福岡を拠点にラジオパーソナリティなども経験し、必死になってSNS投稿していました。
風水のこと、家族のこと。。。
色々とワークショップも開催告知したり。。。
しかし、あまり仕事には繋がらず。。。
また、ホームページサイトを立ち上げるため、関東圏の業者に依頼してご紹介していただいた経営者の方と制作していましたが、さまざまなトラブルが発生し、ほぼ世に出ることなくサイトを閉鎖するハメになりました。
売上が足りず、資金も底をつき大赤字を抱え、債務整理をするに至りましたから、筆者のこの約4年の独立経験は超真っ黒の黒歴史です💦
それまで繋がっていたさまざまな方々との人間関係を断捨離し、今から自分はどうすべきかを考えました。
その答えは、やはりインテリアコーディネーターとして資格が活かせる仕事をしたいなという思いが強くなりました。
「好きだからインテリアコーディネーター資格を取りたい!」
「好きな仕事」の原点に戻ったら気持ちがスッキリしました。
紆余曲折があったら、まずは自分なりの原点に戻ってみる
誰にでも迷いや失敗はつきもの!
何度も「原点」に戻っていいと筆者は思います。
会社の仕事も好きだから選んだ副業
筆者が個人事業主に再チャレンジせず、会社勤務の生活を選んだのかと言いますと、ズバリ生活を支えるためであり、好きな仕事をやりたいためにはまずは資金作りと考えからです。
ハローワークで会社を見つけ、当時48歳だったにも関わらず採用していただきました。
今は建築工事の色々な申請などの手続きをする事務をメインで、インテリアコーディネーター経験が役に立っています。
会社の仕事はルーティンで出来ますし、お給料がいただける身であることに感謝しています。
ただ50歳を過ぎてから、インテリアコーディネーターとしてつちかったことや長年建築業界に関わってきたこと、「住まい」のご相談を個別に対応してきているこの経験をもっと多くの方に伝えたい思いが強くなってきました。
そこで行き着いたのが、日々更新している筆者の「リズラボのお悩み解決ブログ」を立ち上げることでした。
書くのが好きだからブログが筆者にとって性に合っていると感じたんですよね。
コツコツ積み上げていくのも大変だけど楽しいです。
筆者の場合、副業スタイルの方が気を楽にして頑張れるので、この選択は正解だったと思っています。
インテリアコーディネーターで副業・独立・起業する
資格を活かすことを念頭において、サブタイトルにあるこの3つ働き方を考えていきましょう。
副業は日にちと時間の制約を乗り越えてこそ意味がある
会社勤務のかたわら別に仕事をする意味合いの「副業」。
良い面としては、お給料という収入を確保した上で別に収入口を作るので、生活に余裕が出てきたり、会社のお給料が仮に減ってしまう自体になっても収入柱があるため安心出来たりなどがあります。
ただし欠点としては、会社勤務がメインのため、日にちや時間が自由にはならないですし、さらに子育てや介護等やらねばならない事由があると「激務」になります。
実際にふだんは会社勤務で副業している筆者がそうです。
ブログを書く時間やご相談を受ける日時は、会社勤務の就業時間外や休みの日などに限られてしまうので、副業の時間を充てるとかなりの忙しさです。
だから今は月1日、会社が休みの日に予定を全く入れず、副業の仕事もお休みにしています。
こういうリフレッシュな日や時間は必ず必要ですので、これを実践しつつ「副業」をコツコツこなして積み上げるようにしていきましょう。
独立する:外部提携・会社設立、そのための実務経験
インテリアコーディネーターで独立する場合、一つの仕事の仕方として、もともとハウスメーカーや建設会社、設備メーカーに所属経験があり、外部提携として仕事をしていたりします。
(筆者の知人はこの働き方が多いです。)
プレゼン力が試されるため、お客様が案を採用してくださればコーディネート料が入りますが、不採用なら料金が発生しなかったりする現状があります。
また会社を設立する場合、建築士資格を所持するか設計士を雇用したり、販売など多方面での経験値と業者との繋がりも確保する必要がありますし、別途、会社設立の税務署への手続きなども必要になります。(個人事業主と法人では手続きなどが違います)
集客力が必要なので、SNSに力を入れている経営者さんが多いですね。
このように生活費や活動費として資金が必要になりますし、活動のスケジュールを立てて売上を上げていくことが目下の目標になります。
どちらにしても実務経験をしっかり積むことが重要なので、インテリアコーディネーターとしてだけでなく、営業や販売など、どんどん経験をしてほしいです。
今、お客様は「インターネット検索」してくることが多く、建築一つとってもよく勉強されていますので、独立したら色々な要望に回答出来る コンシェルジュ的な立場でお客様の信頼を得ていきたいですね。
起業するのは「好き」でないと続かない
起業する原点は、やはり「好き」な仕事だからだと思うのです。
そして起業したら継続することで、「好き」な気持ちが続く限り、インテリアコーディネーターを生業としてほしいですね。
筆者も起業して大失敗しましたが、また副業として立ち上がりました。
やりたい仕事って、七転び八起き。
やり遂げた先には自分が幸せにして差し上げた人たちに支えられています。
まとめ あなたに合った働き方スタイルでインテリアコーディネーターの仕事に取り組む
副業や独立・起業と、働き方は人それぞれですから、今の生活環境に合わせて、副業や起業を行なってください。
ただし無理は禁物で、無理したら続きませんし、楽しめません。
目標を決めてコツコツ積み上げて、副業でも独立でも起業しても究極はこれです。
勉強して勉強して取ったであろうインテリアコーディネーター資格だからこそ、是非あなたらしい働き方スタイルで活かしてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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