インテリアコーディネーターの資格を活かして、インテリアコーデだけでなく、発達障害・身体障害を持つ次男の育児経験による、お片づけ苦手を活かした整理術カウンセリングを行なっています。
また風水インテリアのルーティン化するアドバイスもお伝えしています。
さて
筆者が語る「インテリアコーディネーター 」について、さまざまなテーマに分けてお伝えしていきます。
インテリアコーディネーター とは?資格取得から仕事に活かすまで
今回は「インテリアコーディネーターの仕事はチームワーク」についてお話しします。
インテリアコーディネーターは、インテリア関連はプロですが、例えば建築工事だと工事全体からすれば一部にしか過ぎません。
でもその「一部」がとても大事な存在であり、営業担当や設計士なども関わっていくからこそ「住宅」は出来上がります。
そこで実際筆者が、仕事仲間とどう関わったりしたかを経験を通じてお話し、今インテリアコーディネーターとして仕事をしている方・今から仕事をしようとスタンバイしている方々にお役に立ちましたら嬉しいです。
目次
仕事は連携プレーが必須
インテリアコーディネーターとして仕事をしていて思うのが、パズルでいうと、どのピースも欠けたら商品として完成しないことです。
筆者が在籍している建築業界の住宅建築工事は、まさにパズルを形成していく過程と一緒で、色々な手から手へバトン(パズルでいうピース)を渡して「家」が造られていきます。
インテリアコーディネーターの仕事は全体の一部だけど欠かせない存在
筆者が仕事として関わることが多い「住まい」という存在。
この「住まい」を「建てる」となると、たくさんの業種の方々が関わります。
○営業担当者 ○設計士 ○大工 ○インテリアコーディネーター
○地盤調査会社 ○基礎工事業者 ○配管設備業者
○電気設備業者 ○サッシ業者 ○クロス業者 ○左官業者
○キッチン・バスなど設備メーカー ○外構造成業者 ・・・他
上記はまだ一部で、もっと多くの業者が関わります。
こうして見ていくと、インテリアコーディネーターは全体の一部であることが分かりますよね。
インテリアはカーテンや照明・クロスなどがあり、生活していく上で無くてはならないものですが、インテリアコーディネーターの存在は住まいづくりのプロジェクトの中の一つです。
でもその一部の一つ一つが集まると、最終ゴールである「家」が完成していくのです。
意見は必ず挙げていく
連携プレーでチームワークが大事ではあるのですが、注意点など伝えなくてはならないことは必ず意見を出し、回答を求めていくことをしなくてはなりません。
住宅の建築工事において全ての工程に予算枠がある中で、インテリアコーディネートのプレゼンで追加や変更があると、そうなった事由と費用の裏付けが必要となり、時と場合では意見が出しにくい状況があります。
それでもお客様との打合せで住まいにプラスになる要項で有れば、しっかり意見を言う事が大事です。
そうすることでお客様の満足度を上げていくことにつながっていきます。
ホウ・レン・ソウは徹底する
完全に単独で行う仕事は別ですが、連携で行う場合は「ホウ・レン・ソウ」は必須事項です。
ホウ・・・報告
レン・・・連絡
ソウ・・・相談(内部打合せも兼ねる)
この3項目が密にやり取りをしていると、仕事のミスが格段に減ります。
情報共有は必須
仕事での連携をしていると、さまざまなやり取りを行うようになります。
全体の進捗と工程スケジュールは最新版で把握し、情報が古ければ自分の進捗を伝えて内容を更新しておくことです。
自分自身の仕事の確認をすることで、発注などのミスがないかどうかのチェックも出来ますね。
情報共有はメールなど文字でも残す
業者や企業間との情報やプレゼン内容、工程の進捗や修正などは、メールが多いかと思いますが、最近ではLINE(SNS無料アプリ)でのやり取りが増えました。
随分少なくなりましたがFAXでの連絡もあったりします。
当然電話で直接話すこともありますが、メールやLINEなど、日時を含めて文面を残しておくことがとても重要です。
記録として文字や送受信記録を残しておけば、言った言わないのトラブルや「言った」という思い込みや日時の勘違いなどを無くせます。
そのためには仕事を成し遂げていることを証明することが大事ですし、責任を持って仕事をしている自分の身を守るためでもあるのです。
まとめ 仕事はチームワークが全て
チームワークで仕事をすることは信頼関係の上で成り立っています。
「好き」だけでは仕事は成し遂げることが出来ません。
色々な人たちが関わってはじめて仕事が進みます。
信頼しているからこそ、打合せや意見・考え方などをスムーズに理解しお互いに仕事を進めていけるもの。
インテリアコーディネーターの仕事も、例えば見積内容が予算枠に入らなかったり、業者間でトラブルがあったりなど悩みが尽きないものです。
それでも頑張れるのは連携プレーがあるからこそ。
これがチームワークの醍醐味ですね!
どんな状況になっても仕事を楽しめる環境にしていくことが「好き」な仕事を続けていく大きなポイントになります。
●インテリアコーディネーターの資格取得と仕事についてこちらの記事でもお伝えしています。
❶インテリアコーディネーターとは?資格取得から仕事に活かすまで
❺インテリアコーディネーターの勉強で住宅雑誌を片っぱしから読む
❻インテリアコーディネーター1次試験は過去問が一番効果がある