筆者は、長年フルタイム勤務で、会社員としての世界にどっぷり浸かっている今日この頃。
会社という組織の中で、絶対マニュアル通りにいかない「子育て」という役割は、日常生活で難しいタスク管理だと思います。
その中で、悩み、模索しながら日々の生活をこなし、今は終盤になってきた子どもたちと会社勤務との関わりをお話していきます。
目次
4人の子育てでのフルタイム勤務は多忙なスケジュール
毎朝、起きてから夜寝るまで、バタバタな一日が始まります。
朝ご飯の支度
寝起きが遅い子を起こす時間
食事をする時間
子どもを保育園に連れて行く時間 などなど
朝の1時間なんてあっという間に経ってます。
ホントに時計とにらめっこ💦
日中は会社なので仕事をこなす時間ですが、就業時間が終われば、夜も朝と同じバタバタ行動。
そんな毎日を過ごしてきました。
今は自分のことだけ考えて出勤したり帰宅したりできるのが楽になっています。
保育園時代が支度も送迎も一番タイヘン
子どもたちの成長過程の中で一番苦労したのは保育園時代。
すんなり家から出たためしがありません。
朝起きる
服を着替える
朝ご飯を食べる
トイレにいく
、、、など、親としてやることが結構あり、出勤時間が刻々と迫る中、イライラすることなんてしょっちゅう。
母として落ち着いた雰囲気での子どもたちと接するのは、なかなか難しかったです💦
3番目の長男からは、保育園年中クラスの年ごろに「火を吹くゴジラ」と言われてましたね(苦笑)
夜は夜で、夕食の支度やお風呂、寝かしつけまでがまたバタバタ。。。
特に夕食の支度がスピードスケート競技のよう。
子どもたちが小学校に上がってから、親としての肉体的な負担がかなり軽くなりました。
そこまでくれば、子どもたちの成長を実感できる時期ですね。
年の差が有ればこその育児の楽さ
筆者自身が感じる子育てですが、子どもたち4人の中で、上2人と下2人の間の年の差が7歳開いているのが育てる上でのやりやすさがあったように思います。
子どもが多いと生活する上で大変なことはたくさんあります。
その中で年の差があると、結構助け合いがあり子育てにおいての役割が軽減されますね。
確かに育児がひと段落したなぁと思ったら、2回目の0(ゼロ)スタートって感じですから、なんとなくため息をつきそうになりますけど。。。
わが家の場合、下2人が幼少時の頃、上2人が小学生だったので、おむつを替えてもらったり食事の世話をしてくれたりなど、色々と助けてもらいました。
上2人だけの子育ての大変さを比べたら、かくだんに疲れ方が違います。
今でも本当に感謝しています。
ただ・・・上2人の娘たちはそれはそれで大変だったと思います。
親から「やっといて~」と頼まれるたびに弟たちの世話をするのですから。。。(大汗)
素直に弟の存在が可愛かったらしく、頑張って世話をしてくれていました。
息子たちが中高生になった多感な時期では、姉として親の代わりに叱ったり相談に乗ったりなどしていました。
今でもその関係性は変わっていません。
いくつになっても息子たちは、いつまでも「頼りになるお姉ちゃん」です。
フルタイム勤務と子育ての両立のハードルは高い
4人の子どもたちとの関わりの中での助け合いをしていきましたが、やはりフルタイムでの会社勤務をしながら子育てすることは、時間的にも精神的にも肉体的にもすごくハードル高いんです。
どちらもおろそかに出来ないからです。
それでも完璧には物事ができないのも事実。
どれを優先にしていくか。。。そういう選択を迫られることが多いのも事実です。
フルタイム勤務だと行事参加できないことが多い
フルタイム勤務をしていて一番出来なかったこと。
それは「学校の参観日」。
4人のどの子の参加日にも、ほぼ参加できていません。
参加できたのは、新学年の新学期に入った初回の参観日ぐらい。
PTA役員になった時は、当時は夜ファミレスに集合して話し合っていました。
当時は本当に勤務の関係上、休みがとりにくくて。。
親と一緒に参加する行事も参加できないことも多かったですね。
有休を取ってもよかったのですが、子どもの急な病気で休むことを念頭においていたので、なかなか使えなかったのもあります。
その代わり、運動会や文化祭などは休みを取って、子どもたちの活躍や成長を見ることが出来て嬉しかったです。
ふだん休みがとりにくい分、メインの行事に参加できることが楽しみでしたね。
会社の休みは子どもたちの部活でフルタイム活動
子どもたちが小学校に上がり、スポーツ少年団や部活にやり始めると、親として送迎や試合観戦などで自分たちの休みが費やされていきました。
ほぼほぼプライベートタイムはありませんでした。
楽しみでもあったけど、毎日会社勤務があり休みの日は部活送迎などで大変でしたから。。。
上3人が社会人になり、末っ子が高校2年生になってからやっとそういうことから解放されたような気がします。
フルタイム勤務を続けたいから夫と妻の役割分担が必須
どんなに子育てが大変でも、勤務体制をフルタイムから変えようとは思ったことが無いです。
やはり生活のためでもあるし、子育てにはお金がかかるますしね。
フルタイム勤務だからこそ、お給料面を重視しているので。
だからこそ、夫の子育てへの協力は必須です。
わが家の夫の役割として
●ご飯を作る(朝・夕:昼間は休みによる)
●掃除をする
●子どもたちの送迎
・・・など、筆者が会社勤務の就業日・就業時間よってに子どもたちのことが出来ない部分を補ってもらう形でかかわってもらいました。
子どもたちが成長し手がほとんど離れている今でも、当時の役割分担はほとんど変わっていません。
ただ現在は休日が合わないので(夫は土日祝日休み、筆者は平日休み)、それぞれの役割分担で日常生活を行なっています。
こういう夫婦での行動があるから、子育てすることのやりやすさがあるのかもしれませんね。
まとめ|フルタイム勤務の子育ては大変だけど乗り越えた壁の先は明るい
仕事をしながら子どもを育てるのは、夫婦間の協力があっての結果だと筆者は感じています。
夫は夫の立場や過ごし方・考え方があり、妻もしかり。
良いことばっかりではない。嫌なことや辛いこともたくさんある。
ケンカすることだってしょっちゅうあります。
それだけ、たくさんの「壁」があって乗り越えていく回数も多くなります。
それでも素直にお互いを信じ、会話を重ねていくうちに、子育てを通じて、より夫婦間・家族間の距離が縮まるといいですよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。