子どもたちが巣立ち、書類や衣服など、子ども自身が関わる物で了解を得ている内容は処分するようにしていて、筆者自身も家の中にある物を少なくし、どんどん整理していってます。
仕事柄、整理整頓についてのご相談をいただくことがあり、個別にアドバイスすることがよくあります。
その中で割と多いのが、「子どもの賞状」の悩みで、幼少期の園からいただくものから大会や資格でもらうものなど、内容はさまざま。
そこで、今まであったご相談の中で、特に多い内容をピックアップしてお伝えします。
この記事でお役立ち出来たら嬉しいです。
目次
風水面での賞状の吉方位とは
人生、何らかしか「賞状」を手にする機会があり、代表的なのは学校を卒業する時の卒業証書ですが、その他に学校行事や習い事などでもらうなど、多種多様あります。
家族が手にした賞状は、飾ってあげたいし飾りたいですよね、せっかく手にした成果の証しですから。
では、ご相談様からよくご相談がある内容で筆者がアドバイスしていることをお伝えします。
なるべく目立つ場所を選ぶ
家族の誰もが目にする場所に飾ることをオススメしていて、できれば来客がある場所が尚可。
リビングやダイニングの壁などが適していると思います。
成果を披露するためのものですので、目立った方が良いのです。
証書を入れる額縁ですが、大会での賞や資格証はステキな額に入れてください。
見映えよく、壮美感があり、証明に遜色ない形で飾っていただきたいですね。
明るい場所と方位に置く
太陽の光が適度に入る、明るい場所が良く、リビングやダイニング以外に玄関でもベストですね。
ただし直射日光は避けてください。賞状が色あせなどを起こします。
方位は、西側に置いて賞状を北東・東へ向けるとベスト。
一番最初にお日さまをお迎えするイメージで、また出世や向上心の方位なので、今後の人生のプラスになりますよ。
子どもが一番喜ぶ「賞状」
賞状はもらうと達成感があり、何よりとても嬉しいものですよね。
特に子どもはすごく喜びます。
賞状は、子どもにとっては特別な存在で、自分が頑張って勝ち取った証だからです。
親としてもそのためにお金をかけている訳ですから、手にする感動は何にもかえがたいものです。
それを理解しているので、ちゃんと飾ってあげたいと思っているから、我が家は賞状の数がちょこっとずつ増えていて楽しさも倍増しています。
賞状は成長しても役立つ
賞状で役立つものといえば「資格証」で、飾ってあると賞を取った本人がとても嬉しいものです。
納戸とかに片付けてしまうとひっぱり出すのが大変だったり、あるのか無いのか 記憶があいまいだったりするものです。
我が家の子どもたちのケースをみてみましょう。
就活で役立つ
4人の子どもの内、上3人はすでに社会人で就職しています。(2023年現在)
就活時、資格証明書を提出することがあり、コピーでなく実物の提示を求められ、実際に学生時代の我が子どもたちはそうでした。
長女・・・弓道初段
次女・・・剣道初段
長男・・・珠算準二段、柔道初段
全て本人が頑張った証明です。
面接でこの取得に関する質問がわりとあったらしく、色々と話すことが出来て就職が決まりました。
上3人とも武道系一筋だったので、夫が「段位は必ず取りなさい」と話していたので、しっかり守って取得したからこそ、それが本人たちにとって良い結果をもらうことが出来ています。
社会人になってから、「当時は練習がきついので段位を取るのが面倒くさかったけど、取っておいて良かった」と言ってくれています。
ちなみに余談ですが、長男は小学校時代、同級生がスポーツ少年団でサッカーや野球に入部するのに、それを嫌がり計算が得意だったので近所にあった珠算塾に通うことになりました。
ただ周囲の塾生はどんどん段位を取る中1人だけ超出遅れてしまい、途中やる気が出ず、よく「辞めたい」とこぼしてましたね。
それでも父子の約束で中1の時に準二段を取ってから、部活が忙しくなって辞めました。
ホントによく頑張ったと思います。
高校の就活の時、珠算の資格を面接官から褒められ、第一希望の会社に採用が決まったので、「取ってて良かった」と長男は話していました。
取った賞状がどこで役立つか分かりませんが、いざという時は武器になります。
やる気につながる
賞状を飾っていると、「次、やるぞー」という活力が湧きます。
前章で上3人の子どもたちの賞状のことでしたが、今度は末っ子次男のことをお話ししますね。
次男は、技術面で賞状を取っていて、小学校・中学校は美術のコンクール(市内)の賞ががありますが、支援学校高等部に入ってから色々な資格を取りました。
身体・発達の障害がありますが、本人が得意とするパソコン関連でアビリンピック全国大会に出場したり、漢字検定準2級まで取得しました。
障害の性質上、本人が「やりたい!」という内容でないと勉強しないので、どんな内容だったら出来るのかを親として模索した時がありましたが、支援学校に通学するようになり、現場実習や学校生活などを見ていて、学校の先生とも話し合ってパソコン関連と漢字検定に焦点を合わせました。
それが息子にはプラスになったようです。
【次男が高校生になってから取得している資格】
・漢字検定準2級
・パソコン入力検定2級
・アビリンピック(全国障害者技能競技大会)やまぐち2022パソコン入力部門銀賞
・全国アビリンピックパソコン入力部門山口県代表(2023年出場)
今後もパソコン関連の資格を取る予定で、資格を勉強し合格するとモチベーションはアップし、次へのステップになります。
級や段位の場合、上にランクアップしたら賞状は差し替えています。それがまた上を目指すきっかけにもなっていくようです。
家族間の支えになる
では、夫と筆者はどうなのか・・・といいますと、資格証はそれぞれ色々と持っていてカードタイプなので飾ることは出来ませんが、夫のは勤続10年の勤続感謝状を飾っています。
夫は転職組で数年前に社内で表彰され、賞状を持って帰ってきたので、筆者は早速額縁を購入し飾ってあげることにしました。
彼自身すごくテレてましたが、額に入れて飾るととても嬉しい顔をしていました。
筆者の賞状は、このブログ運営名でもある「リズラボ」の商標登録証でして、夫が「是非飾った方がいい」と言ってくれたので飾っています。
関連記事:商標登録を活用する方法〜取得後にブログ運営への活かし方
家族皆のを見ていると、それぞれの頑張った結果を実感出来ますよね。
夫婦や子育て・・ホントに色々とあるけど、たくさん乗り越えてきているなぁとしみじみ思います。
賞状はいつまでも色あせしない思い出
子どもの頃の思い出は、楽しいことばかりではありません。悔しかったりするなどの苦い経験の方がはるかに多いのではないでしょうか。
そんな中で、成長し大人になってから「やっていて良かった」と思うことがあります。
特に就職や結婚して子どもを持つようになった時など、自分が努力して得たことはいつまでも思い出として記憶に残っているものですし、筆者なりの子どもと賞状との向き合い方を話したりしています。
子どもは飾ってもらえると素直に嬉しい
子どもは、親から褒められたり大事にしてもらったりしたことはホントによく覚えていて、怒られた思い出の方がもっと覚えていますけど汗
その中で、子どもの賞状についてご相談をいただくことがあります。
間取りでの風水相談の際に実際のご相談者様からいただいたご相談でアドバイスした事例をご紹介します。
整理収納のご相談でお越しになった40歳代後半の会社員女性のお話です。
男の子4人にいるお母さんでとてもパワフルな女性。
当時、小学2年生から高校2年生の育ち盛りのお子さんたち。
ただお子様が男の子ばかりということで、とにかくとり散らかりが止まらないため、息子さんたちが出来る簡単な片付け方法をお聞きに来られたのです。
その中でその女性が、「ちょっと気になることがさらにありまして・・・」と言われて、息子さんたちのスポーツ少年団や部活で取った賞状と賞状盾を飾ってあげたいが、どうすればいいか?のご相談。
まずは 風水として、飾ると運気が上がる方位も合わせて、レクチャーしました。
【賞状を飾る方位】
❶北・北東で、朝から日が入る明るい部屋に飾る
❷目線よりも高い位置に飾る
【賞状のお手入れ】
①額縁に入れ、賞状盾は台の上に置く
②月に1回キレイに掃除をする
③キレイさを保つために賞状盾はショーケースなどに入れておくことがオススメ
賞状を飾る方位
成績が上がりやすくなります。
そしてモチベーションアップにつながり、習い事が継続しやすくなります。
賞状のお手入れ
仲間との縁にも恵まれやすくなります。
飾る場所や整理整頓や掃除を意識すると、努力の評価につながっていくのです。
子どもは認められたい心がある
さて、ご相談者が悩むのは飾りたい家族が得たスポーツでの賞状の数の多さ。
戸建て住宅ではあるもののそう広さがなく、壁面や立面・棚などに置ききれないくらいの数があり、大会によって賞状などの大きさもバラバラで、ファイリングしきれない、、、というのがご相談者の悩みです。
実はご相談者の女性の家族は、剣道一家。
ご主人様は、中・高・大学と剣道部に所属し、高校では全国大会にも出場経験があり4段の腕前、息子さんたちも保育園時代から剣道を習い始めて、長男・次男はどの大会でも確実に3位以内に入る剛腕。
三男・四男も入賞するほどの力量の持ち主なので、賞状の数・賞状盾の数、おそらくザッと数えただけでも30枚以上。
今は長男・次男の全国大会の3位以上の内容の賞状を、玄関とリビングに飾り、総計10個くらいにし、あとは納戸や押し入れに押し込み山積みになっています。
そこで、ご相談者様からのご要望を吟味した結果、段位の免状と最新の成績の賞状と盾を家族分飾ろう!ということになりまして飾る成績の数は3つまでにしぼることににし、かなーりスッキリした空間になります。
それ以外のものはファイリングして納戸に整頓することに決定。
賞状盾はボックスに収納。中身を確認するのに扉を開けばわかりやすく、中身が不要になれば折りたためて再利用できるタイプがオススメです。
家族それぞれ別にして整理整頓します。
ご主人様と子どもたちの級・段資格者の免状を一番目立つ場所に飾ることで、モチベーションが上がり、子供たちの頑張りの評価が自信につながります。
ご相談者様の場合、玄関には級・段位の免状、リビングの壁とショーケースを置くスペースを作って、子どもたちそれぞれの最新の成績の賞状と賞状盾を飾りました。
ごちゃごちゃしていた納戸の中を整理でき、皆が見える場所に成績がズラッと並べているので、兄弟で練習に試合に切磋琢磨して頑張っているとのことです。
特に三男・四男の息子さんたちが、とても嬉しく感じてくれたようで、試合の頑張りも違うようで、順位も少しずつ上がっているのだそうです。
子どもたちから「お兄ちゃんには次は負けない!」とか「優勝を次も取る!」など、頼もしい言葉を言ってるみたいで、やはり飾ってもらえるのは嬉しいもんです。
賞状の内容に大小関係なし
子供たちが習い事でやる気になるのは、賞状をもらっていることへの家族からの評価だと思います。
家族が見える場所に飾ることで、視覚的に自分の頑張りを褒められていることにもなるからです。
また兄弟姉妹全員分を飾ることで、平等に扱ってもらっている嬉しさもあります。
我が家は見えるところに飾っていて、子供たちにとっては自慢できることでもあり、行事や大会や習い事(部活など)で大小優劣なし。
ただ、学校に行って習い事などもしていると、必ず「順位」がつきます。成績が評価されることは当然ありますし、その「順位」がお互いの次のステップとしての踏み台として、褒めあう場としての場(賞状)であれば、人生でしっかり楽しく頑張れるのではないかと思います。
まとめ|賞状は子どもの努力が実った最高の輝き
いくつ歳を取っても「賞状」は特別な存在で、いただく時の喜びを何にも変えがたい幸せなひとときだと感じています。
我が子どもたちは、過去ですが賞状を手にして自慢して家族に報告してくれていたもので、子育てしていてすごく楽しいことですもんね。
もしあなたの家のどこかにお子さまの賞状がしまっていたら、是非飾ってあげてください。
どんな内容でも大事な育ちの評価です。
これからも子どもたちの生き方を見守りつつ、賞状が増えたらまた喜びを分かち合っていけたらいいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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