2024年3月に、夫と1年かけて計画を立てて出雲旅に行ってきました。
夫婦での終活を日々行なっている中で、「足腰が元気なうちに旅行に行こう」というのが合言葉でして、まずは在住している山口県から近隣の場所で宿を取り、今まで行ったことがあるところでもじっくり観光するスタイルで旅をしています。
そこで今回は島根県は出雲への旅をお伝えしていきます。
目次
1年かけての旅計画
地元の支援学校高等部に在籍している末息子が今春卒業し、一般企業に就職するための障害者の職業訓練施設に入所することが決まる見通しが立ち、やっと約29年間の4人の子育てが終了しました。
それに先立ち、就活の一環として夫婦で旅行することを2年前から実践していて、夫と一緒に旅行の話をすることが夫婦団らんの習慣になりつつあります。
関連記事:50代の終活〜夫婦での旅行計画
1年前から計画を立てる
旅の計画自体は1年かけて行なっています。
現在での旅先は、筆者が在住している山口県から近隣の観光地で車でも移動できる場所にしていて、時間的にもトイレ休憩をふんだんに入れながらのゆるい内容です。
旅内容としては、インターネットで調べたり、情報番組で見聞きしたり、友人に聞いたりなど情報を集めながら、自分たちが行きたい推しの場所も取り入れて計画を立てています。
1年前から旅貯金する
旅費用は山口県から近隣圏内にしているため、宿代込みで現金10万円と決めています。
ガソリン代・交通費(主に高速料金代)はクレジットカード払いにしているので、必ずどのくらい料金がかかるかも計算し手帳にメモし、現金10万円とは別に準備金としてストックしています。
車で旅行する場合は、旅先までの道中にあるガソリンスタンドをGoogleマップなどでマッピング(地図上で印をつける)しておくと便利です。
旅先と日にちを決め宿を予約したら、コツコツ貯金スタートです!
500円玉貯金を1ヶ月間で5,000円を目標に行なっていると最低6万円は貯まるので、あとは日々の節約で1万円以上旅費用に回していて旅目標の10万円を達成しています。
ポイント①:簡単に開けられない貯金箱で500円玉貯金する
筆者も使っているこの貯金箱は、道具を使って行う以外は簡単に開けることができないので、「絶対貯めるぞ!」という意志があればオススメのものです。
ポイント②:ボーナスを旅費用に入れないこと
今は夫も筆者も会社員でボーナスが出ますが、10年後には定年退職が控えていますので、そういったありがたい存在は無くなります。
それを見越して「コツコツ貯める」体勢になっておく必要があり、だから旅計画は1年と決めているのです。
年に2回以上は夫婦で旅行をしたいので、旅の話が出たらそれぞれ1年計画を実行する、、、そんな感じで費用を蓄えています。
出雲大社に行くので5円玉を1人につき50枚準備しておく
出雲大社・日御碕神社など、神社内にある各社にお賽銭を納めるため、5円玉を1人につき50枚分を持参しました。
夫と筆者が参拝するので合計100枚を事前に準備し、A7サイズのファスナー付きビニルケースに入れて持っていきました。
ちなみにA7サイズのビニルケースは、100円ショップに販売されています。(A7サイズは、一般的に販売されているポケットティッシュくらいの大きさと思っていただけたら想像がつくと思います。)
お賽銭は気持ちの金額だとは思いますが、5円玉=御縁(ごえん)ということで準備した次第です。
スコップ(小)とビニル袋の準備をする
出雲大社へ参拝する前に稲佐の浜で御砂取りをするため、スコップ(小)とビニル袋を小さめのバケツに入れて持っていきます。
なぜこれらの道具が必要なのかは後章でご紹介します。
旅のルートは超ゆるめに設定する
私たちの今の旅行は、車で現地に行くことを前提にしているので、現地に何時に着きたいかを考えてから出発時間を決めています。
今回は朝2時台には自宅を出発し、高速道路を使って島根県出雲市 出雲大社へ向かいました。
夫も筆者も早起きは得意で、計画していた時間通りに出発できましたし、早めの行動をしているので全てスムーズに出雲・境港の旅を楽しめました。
ことわざにある、早起きは三文の徳 その通りの旅の流れでした!
いざ 出雲大社へ
6年ぶりの出雲大社。
・・・とそこへ行く前に、やっておかなければならないことがありますのでお伝えしますね。
稲佐の浜へ御砂取りをする
私たちは現地に着いたのは朝6時台、天気は曇り空でちょうど潮が引いており、御砂が取りやすい状況でした。
御砂取りをする前には、浜に鎮座する弁天島の弁天神社に参拝します。
それから御砂取りをします。(この時、スコップ(小)とビニル袋が必要になります。)
私たちの場合は、我が家と結婚して持ち家がある娘家族の2つ分の御砂をいただいて出雲大社へ向かいました。
出雲大社へ参拝
稲佐の浜から車で5分くらいの場所に出雲大社があり、朝6時台なので参拝者は少なく、ゆるりと歩くことが出来ました。(二の鳥居からの参拝ルート)
最初に祓社(はらえのやしろ)に参拝
二の鳥居から入ると祓社(はらえのやしろ)を参拝します。
この社は、自身の穢れ(けがれ)を祓う(はらう)という云われがあり、こちらで最初にお参りし清められた状態で出雲大社に参拝できると云われています。
松の参道で深呼吸
出雲大社まで松の参道が通っていますので、ゆっくり深呼吸しながら進みます。
早朝で人が混み合っていない時間帯は、リラックスしながら参道を歩くことが出来ますし、空気が澄んでいてとても気持ちが良いですよ〜。
出雲大社→拝殿→八足門→東側十九社→釜社→素鵞社→氏社→西側十九社→神楽殿と参拝
出雲大社には神々が宿る(宿まる)社があり、十九社と呼ばれています。
それぞれ東側・西側とあり、他に神様が宿る社も点在していて、東側・西側のそれぞれの十九社にはお賽銭として各5円玉19枚分、それぞれの社にも1人1枚ずつ納めて参拝しました。
素鵞社で稲佐の浜の御砂を入れ替える
こちらの社では、稲佐の浜で取った御砂と入れ替えます。
早朝に稲佐の浜に行ったのはこのためで、私たちが取った御砂を奥に置き、手前の御砂を入れて持ち帰ることが出来ます。
入れ替えた御砂は家の四隅に撒いたりすると、出雲大社からの良いご利益をいただくことができると云われていまして、私たちの場合は、我が家と家を建てている娘の家のために2袋いただきました。
ちなみに我が家は家に帰って早速この御砂を自宅の四隅に撒きました。
とても気持ちがスッと楽になって、家族が幸せになるように願いましたので、出雲大社にお参り出来てよかったなと思います。
出雲大社は心身が安らぐ場所
こうして手を合わせてその場に行くことができるのは本当に幸せな気分になります。
全てに感謝、生きていることに感謝、この旅を楽しめていることに感謝、「感謝」の意を神様に伝えることが最大の願いごとだと感じていて、「感謝」をしているとおのずと夢が叶っていると思っています。
今、小さな夢を叶えてきているので、それをコツコツ積み重ねている今日この頃。
出雲大社での良いパワーをいただいて、次も感謝の気持ちを伝えに行きたいと誓った時間でした。
行きたかった「水木しげるロード」へ【境港市】
筆者は「ゲゲゲの鬼太郎」の目玉おやじの大ファンで、出雲旅の案が出た時に絶対「水木しげるロード」に行くと決めていました。
妖怪のお話なので、幼い頃は結構怖いと思っていたのですが、大人になってからはそれぞれの妖怪たちのキャラクター性に愛着を感じています。
その中で目玉おやじは、主人公鬼太郎も怒ったら怖いと一目置いている存在なので、体は小さいけれども存在感がハンパないところが好きですね〜笑
水木しげるロードを散策
境港駅の近くに1日500円という料金が良心的なコインパーキングに停めて、「水木しげるロード」を散策しました。
旅は平日に行ったので、人も少なく散策しやすかったです。
筆者の目的は『目玉おやじに会うこと』!
かなりの枚数の写真を撮ってしまいました。。。(あまりにも撮りすぎているので枚数は割愛します)
ゆっくり歩いて行ったので、気がついたら2時間以上はぶらぶらしていました。
年代的に夫とはアニメ版の頃からの話が合うので、それぞれのキャラクターの銅像を見る度に盛り上がっていました。
3往復くらい「水木しげるロード」を歩いたので、良い運動になりましたし、途中お土産屋さんに立ち寄り、色々と買い物していました。
みなとさかい交流館
「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクター銅像やイラストがあり、散策して楽しめました。
郵便ポストに鬼太郎と目玉おやじの銅像がちょこんとのっているのが本当に可愛くて、何枚も写真を撮っていました。
かれこれ4時間くらい境港駅周辺にいたようで、気がついたらお昼時間になっていました。
夫と「お腹がすいたね」という話になり、宿がある出雲市に向かう途中にある松江に行ってみることにしました。
続編として「出雲で宿泊・日御碕神社編」にてお伝えします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。