筆者が風水に出合ったのは、もう30年以上前の頃。
当時は、日常生活などに風水を取り入れる方がまだいなかったように思います。
「風水って何?」というより、そもそも風水の単語さえ知らなかったのですが、自分の日常生活に活用していくとゆっくりですが、人生が楽しくなっていったんですよね。
そこで今回は、筆者の経験を元に、風水の出合いからやってみて効果があった内容をお伝えしていきます。
目次
大学時代に出会う「風水」の存在
この章では出合い編から語っていこうと思います。
今の時代に発信されている内容とはかなり違っているところがありますが、それは筆者の解釈としてとらえていただけると幸いです。
ゼミ旅行先で韓国風水との出会い
大学時代の専攻していたあるゼミで、親睦を兼ねて旅行しようという案が出ました。
海外に行ってみたいけど、金銭的にあまり負担にならず、日程として短期間で組める国として、韓国が候補に上がり、そのまま決定という流れに。
筆者は初の海外旅行となりました^_^
歴史的建物など観光している時に、現地を案内してくださった方が、韓国の歴史や文化、食べ物そして「風水」のお話を聞いて、とても興味が湧いたのです。
韓国風水は、地理や建築などに深くつながっていて、4,000年の歴史がある中国の風水と共通している部分があります。
方位や場所などの地理学や食べ物などの食学などを取り入れている「風水」で人間に影響を与えていることに、とても不思議で魅力的な存在として学ぶべき価値があると思いました。
帰国してから、まだ当時インターネットが現代みたいに普及していなかったので調べるのには苦労しましたが、山口県立図書館など、歴史的背景や政治面などありとあらゆる書籍を読みあさりました。
探求すればするほど、韓国風水の面白さにハマっていった感じです。
特に食文化に色での風水活用が興味を持ちました。
独自に調べて体験とともに、現在ではご相談者様にご提案したりすることもあります。
筆者オススメの参考書籍
神様とつながる開運ごはん
この本は、風水にも通じると筆者は思っています。
食事はかなり重要視していて、幸せは身体の内臓を元気にすることからとも云われています。
この風水の出会いが今後の筆者の生き方を変えてくれたと今では思いますね。
人生の流れに沿っていると吉方位に行っていることがよくある
風水でよく出てくるキーワードは「吉方位」。
方位については、1000年以上前の平安時代には既に吉凶の方位で政治や結婚・健康に役立てていたと伝えられていますので、なじみ深いと思います。
ちなみに人はこの世に産まれてくる前から運命が決まっていて、産まれてきたらそれが動き出すと云われています。
当然ながら吉も凶も方位が決まっているため、人それぞれ吉方位が違うというのが一説にあります。
ご自身の吉方位については、今ではインターネットで検索出来ますので、こちらでは割愛します。
結構人生で欲を出したりすると、吉方位に行けなかったり、逆にチャンス到来のタイミングをつかむと良い結果をもらえる方位だったりすることが経験上あります。
人生の流れに沿って生きることは、吉方位を選んでいると考えて良いかもしれないですね。
「氣」の考え方
風水といえば「氣」。
「氣」の流れ、、、という言葉をよく耳にします。
前章で吉方位のことを述べていますが、「氣」もその一つ。
目に見えないけれども、人は氣を発生し、人間関係を始め、住まいそして家族をも取り囲み引き寄せます。
氣は、引き寄せることが出来ますが、切り離すことも出来る存在です。
わかりやすいのが、人間関係。
良い人に出会えば、生きていくのが楽しくなります。
イヤな人に出会えば離れていけるような流れにすれば良いのです。
ただ、良い人に出会っても別れがあり、イヤな人に出会ってしまい離れられないこともあるわけです。
氣をうまく取り組んでいくためには、自分の考えに素直になり、今ある現実を一旦認めて前進していくことを考えていくと良いと思います。
風水による引き寄せは本当に存在する
自己啓発の一端として、「引き寄せ」があります。
一昔前はブームにもなりました。
筆者も書籍を買い込み、願いを引き寄せるためにはどういう方法が良いのか実践しまくっていた時期があります。
でもいっこうに効果がありませんでした。
「なんでだろう⁇」と悩みましたし。
その時、たくさん学んで独自に体現した風水でやってみようと思い浮かびました。
すると効果アリでした!
それを今からお伝えしていきますね。
断捨離は「関係性」を潤滑にする風水の基本
風水を取り入れる方の大半は、自宅の部屋をキレイに片付けたいのが理由です。
その中の1割が、家の購入を考えている方です。
筆者は思い立った時に、一気に断捨離するタイプです。
不要だ!と思ったら、中身は見ずにさっさとゴミ袋に入れています。
処分したら物を増やさない努力をします。
せっかく整理しても追加してしまったら、現状は全く変わりません。むしろ悪化してしまう恐れがあります。
だから絶対現実維持し、徹底的に増やさないルーティンを作っています。
すると、気がついたら運が良いことが起こっていることが多くなっています。
確かに断捨離すると、「氣」の流れが良くなります。
よどんだ空気になりにくく、人間関係や仕事関係など「関係性」が良くなっていきます。
筆者が思う、物を整理して「関係性」を良くする処分風水の使い方です。
焦りは禁物
風水アドバイスをする時、ご相談者様に「すぐには効果は出ません」と必ずお伝えしています。
昨今、風水が「占い」が強くなっていると筆者は感じていて、それはかなり違っているのではないかと疑問視するところがあります。
○○をやれば良くなる、と信じてルーティン化するのが、風水の長所であると考えています。
ご相談者様の中には、高価な風水グッズを購入したり、風水アイテムを増やしたり、旅行や出張など吉方位にこだわりすぎてキャンセルしたり、、、
良かれとやってみて、思うように効果がなかったらガッカリしますよね汗
実は筆者もそういう体験がありました。
だからよくその気持ちはわかります。
効果を得るための焦りがあったりするんですね。
なので、「いずれ良くなるなー^_^」みたいな気持ちで風水を行なうと良い結果につながりやすくなります。
自然体が一番効果がある
風水を生活に取り入れる時、目的があると良いかもです。
なぜかと言いますと、ズバリ前向き思考になり、ゴール地点を決めて努力をするから。
いわゆる逆算達成方法です。
筆者自身、断捨離するのも旅行や資格取得の勉強するのも風水を活用しています。
❶押入れなど溜まってきた感じがしたら徹底的に断捨離する
▷氣の流れを良くすることで住まいのデトックスになる
❷旅行は直感を信じて日にちや場所を決める
▷直感は吉。頭が冴えるため日にちや場所も吉になりやすい
❸資格勉強は家では北方位で行なう
▷北方位は向上心・出世・やる気などに適している
自然体でやっていくと、自然に叶えていく感じです。
そして日々の活用の積み重ねが、大きか願い事が叶う道すじが出来てきます。
風水の効果は、即効性ではなく、遅効性です。
毎日目的に向けて黙々とやるのみ!
自然に出来るようになれば、いつの間にか叶えていますからね^_^
家族も良くなっていく風水のチカラ
筆者の人生を豊かにしたい願いの最終ゴールは、「家族との幸せ」です。
夫婦が楽しく伴侶としてお互いに想いを添い遂げることも含みます。
そこで、我が家の場合を例にとって風水の活用の内容をお伝えします。
自宅の土地選び
家を建てて10年以上になりましたが、当時土地選びにはかなりの日数をかけています。
慌てず、ゆっくり、不動産情報誌や新聞の折込の土地情報を徹底的に目を通していました。
お互いの勤務地に近く、高齢期になり車利用をやめても駅・店舗・病院などはバスなどの公共交通機関が使いやすい場所を第一条件で探していました。
夫と筆者との老後の生活を優先にした物件探しです。
風水のご相談でよくある建てる土地の場所で、子どもの通学する学校の近くを希望されたりしますが、筆者は念頭には入れませんでした。
なぜかと言いますと、10年も経てば高校生や成人になっているので自力で通学・通勤できるようになるからです。
いずれ子どもは巣立ちますしね。
第一条件にほぼ近い土地が、新聞の折込の不動産情報で見つけて即不動産会社へ行きました。
そして契約することが出来ました!
実は土地の場所自体、風水を活用しています。
わりと高台の角地に面して、方位的にも風通しも日当たりも良く、周りにマンションなど背が高い建物は絶対建築されない場所。
とてもベストな場所なんです。
自宅がある周辺地域の道の狭さが、距離として1km少々ありますけど妥協してます。
自分が叶えたい条件にカンペキに沿うのは無理ですから。
おかげさまで、日常生活に対しての買い物や通勤などの利便性はかなり快適です。
風水も入れた土地選びをすると、結構住みやすい場所を引き寄せますよ。
自宅の間取りへの活用
間取りで筆者が真っ先に悩んだのは、子どもたち4人のこと。
娘2人、息子2人です。
当時、上2人は中学生で下2人は小学生と保育園児。
多感な時期の子どもがいて、プライベートな部分も考えなければなりません。
そう考えたら、それぞれ部屋を分けた方がいいのではないかと。
今考えると、子どもたちの成長過程を考えて部屋分けをして良かったです。
癒し空間になっているようですからね。
それが決まると、男子で勝負事に勝つ北東方位側に長男・次男、女性の方位で南東に長女、南西に次女と部屋を配置しました。
他の間取りは、駐車場を広く取り、玄関➡︎寝室➡︎水回り(トイレ・お風呂・洗面・キッチン)➡︎リビング・ダイニングの順に分けていきました。
土地の位置が全体的に日当たりが良いので、風水での方位に則って部屋割りを考えるのはかなり楽でしたね。
完全に風水通りにはできませんが、かなり近い間取りにはなっていると思います。
結果的には10年以上経っても家族が楽しく過ごす日々を送っています。
運が悪い時があっても幸せが倍以上来る
風水を活用していても、ずっと良いことがおこるわけではありません。
あたりまえですが、運が悪いことがあったりします。
・イヤな人に会ってしまった
・縁を切りたいのになかなか離れてくれない
・子どもが学校で問題を起こしてしまった
・子どもがイジメに有っている
・高額な商材を購入して効果無しでムダになった
こんな感じで、自分にとって色々と最悪なことがあると思います。
そういう時は、意外と救済してくれる出来事があったりすることが多く、悪い運が良い運に変わることが都度あります。
筆者の場合、虎頭八掛羅盤を自宅の玄関の壁にかけてから、悪い運が来ても良い運が倍に入ってくるようになりました。
筆者のオススメ風水アイテム
我が家は、購入した後、神社でお祓いを済ませてから使用しています。
今では、仕事やプライベートでステキな出会いや出来事があり、幸せレベルがアップし続けているところです。
玄関に八掛羅盤をかけているのは、良質なお客様を迎えるためであり、イヤな訪問者を撃退し、家族との幸せをいただくためでもあります。
当然玄関スペースは、あまり物や靴を置かず、シンプルさを追求し、掃除をすることを心がけています。
いくら良いアイテムを飾っても、キレイな空間になってないと意味がありませんからね。
ちなみに、玄関マットは筆者自身こだわりがあります。
エントランスマットで黄色にしています。
筆者のオススメ玄関マット
外から帰って靴裏に付いているものをそのマットで落とし、靴を置く、、、というスタンスです。
黄色は金運がありますが、汚れを落とす(=悪い運を落とす)意味合いがあります。
筆者が休みの日は、しっかり掃除で吸って、月2回は水洗いをします。
というように、筆者は玄関にメインで風水を取り入れています。やはり家の「顔」ですから。
ゆっくり実践していけば、風水の効果が徐々に表れてくると思います。
まとめ|風水に出会い、風水に執着しない生き方
10代の頃に出会った風水。
日々勉強や体験をしてきて、本当に良かったと思います。
50代に入ってから思うのは、風水に振り回されないことも重要だと感じています。
執着してしまうと、結果としてあまり効力がありません。
やはり「氣」持ちが大事です。
とにかく、生活を楽しむこと!
風水とはそういう考えで活かしていただきいと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。