インテリアコーディネーターの資格を活かして、インテリアコーデだけでなく、発達障害・身体障害を持つ次男の育児経験による、お片づけ苦手を活かした整理術カウンセリングを行なっています。
また風水インテリアのルーティン化するアドバイスもお伝えしています。
今回は筆者が断捨離にハマっていった経緯と理由、そして断捨離において注意すべき内容を経験に基づいてお伝えします。
断捨離
ハマっている筆者は、やっていくことに苦でない今があります。
毎日生きていて生活していれば、何らかの不要なものは出るものです。
不要物とは、物質的なもの・精神的なもの・・・さまざま。
それを理解し減らし処分することで、生き方がスムーズになることが分かったのです。
分かると人間って興味が湧くんですよね、どのようにしたらスムーズに問題が解決していくのか。
そうやって追究していくと、いつの間にやらハマっていました。
今からの章では、筆者がいかに楽しく断捨離にハマって、その面白さに気づいていったのかをお話ししていきたいと思います。
目次
筆者が断捨離にハマっていった訳
何でも何かにハマる時、必ずといっていいほど「転機」が訪れます。
筆者も、もちろんそうでした。
その「転機」が魅力に変わっていきましたね。
それが断捨離だったのです。
書類整理がきっかけ
筆者は4人子どもがいますが、4人とも学生の時はとにかく学校から配られるプリントの量がハンパなく、仕分けするのが面倒くさかったし、結構古い日付けの内容も整理せずに置きっぱなしでした。
ある日、給食金額が書いてあったプリントを見つけられず、子どもに学校から再度もらってくれるよう頼んだことがあり、かなり反省しましたね💦
その反省を活かすべく子ども達専用のファイルに入れていたのですが、プリントが溜まるばかりだったのでファイリングを止めたのです。
ファイリングを止めたのはいいのですが、はてどうしよう??と思ったその時。
古い日付のプリントは絶対読まないなぁ。。。ということに気がつきました。
ファイルに入れることで安心していたんですよね。
何かあった時にファイルを見て探せば大丈夫!とも思っていたから(汗)
古い日付のプリントをさっさと破棄していけば、必要なプリントに絞られる
初歩的な行動の一つともいえる不要なプリント処理を行いました。
これが筆者にとって小さなきっかけです。
やはり転機となる「何か」が大事なんですね。
ムダなものをお金に換算したら「もったいない」
(Gerd AltmannによるPixabayからの画像)
筆者は、精神的にも物質的にも断捨離をしようと思って真っ先に目を向けたのが「どのくらいお金を使っていたのか」でした。
断捨離するということは、それなりにお金を使ってムダにしていることも含まれるからです。
そこで❗️
「断捨離に決行する前にお金の行方の洗い出し」をしてみることにしました。
●精神的な問題は、仕事や人間関係などの交際費
○セミナーやイベントなどにかかった交通費、宿泊費、参加費など
○先方の依頼やお付き合いで購入したもの
○仕事のために先行投資したもの(ホームページなど)
○仕事やイベントなどで交換した名刺(300人以上) など
◉物質的な問題は、本、ファイル、教材などの物品費
○読み終わったり、もう読まなくなった本
○購入したけど読まずに積読になってしまっている本
○活用していないファイルリングしたファイル
○資格取得してもう使うことはない教材にテキストを入力 など
筆者は、断捨離すると決めた時に真っ先に思い浮かんだのは、よく整理整頓で出てくる本・ファイル・服。そして人間関係。
仕事で関わった人たちとその関係でかかった費用や資料などに注目してみました。
本来なら家の中や自分自身、全体を見渡せばもっとあるのでしょうけど、思い浮かんだ項目だけでも結構な量があったことがわかりました。
これらの項目をお金に換算したら。。。。。。。
5〜6年の間だけでも100万円単位。
なんとすごい金額です。
これが不要と判断したら「0(ゼロ)」と一緒です。
継続をしていたらその費用や関係性が活かせることになるのですが。。。。。
そう考えると結構ムダなことをしているなぁと感じました。
断捨離は不要を整理することでスッキリ感を得られることではありますが、それまでにかけた費用や労力・時間もリセットする勇気が要るということでもあるのです。
この後、上記の項目を断捨離していくのですが、「もったいない」精神を持つようになり、「お金」と向き合うようになっています。
自己分析しながら断捨離を行なう
断捨離をしていくと、「なぜこの人とご縁がつながっていたんだろう」とか「なぜこの物品を購入したのだろう」とか考える時があります。
仕事でお付き合いをいただいたり購入したりするその時は、本当にご縁のありがたさや欲しかったものだったりするのですが、次の仕事にシフトしたり物品そのものが使い終わったり、興味がなくなったりしてしまうと、不要になる運命をたどります。
自分自身の性格と照らし合わせると、人との付き合いの始まり方と別れ方も物品の不要となるのも納得できたりするんですよね。
ちなみに筆者の場合。
熱し易く冷め易く、人間関係で深い関わりの中で仕事にプラスとなった人とのお付き合いの中でも取捨選択していく性格です。
結構スパッと速攻で物事を決める潔さもあると自己分析しています。
これを元に定期的な断捨離を行なうようにしています。
目線が変われば全てが変わる断捨離の哲学
断捨離は不要なものを整理し、生活を快適に過ごすことが目的で、主に物質的なことに対して整理整頓していくのが主流です。
この考えに即して、精神的分野や肉体的な側面もいわれていますよね。
そこで筆者なりに気づきや考え方による断捨離の哲学を述べていきます。
不要だと思う前に感謝すること
断捨離をやり始めると、色々なものや出来事が「不要なもの」と意識し、「不要」の目線になりがちです。
人間関係も家にある本も調理道具も何もかも、今の自分を助けてくれている存在なはずでも、一定期間を過ぎたら「不要だから断捨離する」という考えにスライドしてしまっていたかつての自分がいました。
多少のムダは、生きていればフツーに人生に付き物。
大事な存在だったことに感謝し、整理整頓していくように行動しましょう。
断捨離は幸せへの道なのか
整理整頓するのはなぜなのか。
断捨離するのはなぜなのか。
家の中がキレイになったら家族が喜ぶし、出したら元に戻しておけば物を探すようなムダな時間は取られずに済むし、人間関係をスッキリ整理し気の合う人とのご縁をいただいた方が精神的に楽になるし。。。
そう考えると、自分のために家族のために自分に関わっている方々のために、断捨離をしていくと幸せになるのではないかと筆者は思っています。
幸せになるために不要なものを減らしていく
シンプルだけど、大事なことです。
【最近の断捨離の実践】読まなくなったメルマガは解除する
ふだんの生活から不要なものや出来事を取捨選択しています。
日々行なっていた方がまとめて行なうよりも楽だからです。
あたりまえなんですけどね。
今までの章で、物質的なこと(片付けや整理収納など)や精神的なこと(人間関係など)の断捨離をお伝えしていますが、他にも最近行なった断捨離があります。
それは「メルマガ」です。
「メルマガ」に関しては一時期、ブログで稼ぐことや起業や副業の仕事などに役立つかもと思っては登録していました。
その数、20通近く。
メールアドレスに1通1通フォルダに振り分けて保存していました。
ある日、気がついたんです。
メルマガに登録し実際に実践しようと行動を起こすのですが、塾に入ったりなど費用を負担しなければ読み物で終わることを。
筆者は読み物としてではなく、稼ぐ手段を知りたくて登録したので、急に熱が覚めてしまいました。
特にブログ関連のメルマガは筆者が本当にやりたかった仕事の一つだったので興味があり登録数も多かったのですが、実はどの方の内容も似たり寄ったりなところがあったのです。
今現在ブログサポートを受けるようになりブログサイトの本来のあるべき姿を知るようになってから、そのメルマガ自体読むことが少なくなりました。
それからは、メールに入ってくるのですがすぐゴミ箱マークを押していましたね。
すると、そういう行動をする時間がもったいなく感じるようになり、メルマガの断捨離を考えるようになり、フォルダ自体を消去し、メルマガ解除をどんどん進めました。
今ではたった1通。
かつてお世話になった方で、政治的なことや世の中で流行っていることをメルマガで教わることができるのでよく読んでいます。
今でも興味があるメルマガは登録することがあります。
しかし回を追うごとに読まなくなったり、読みたいなぁと思わなくなったら解除しています。
ちなみに最近ではLINE@の登録で情報を得ていたりしています。
メルマガよりもLINE @の方が多いかもしれません。
こちらも読まなくなったり興味がなくなれば、退会したり非表示にしたりしています。
メルマガもLINE@も登録するのも届く量を抑えて、自分自身が興味があって読める時間が取れる程度にしておくことが大事だと思っています。
断捨離を楽しむためには
断捨離は基本 「やらねばならない」という義務感は必要がありません。
「やることで気持ちがスッキリした」という達成感を得てほしいと思っています。
筆者は、どんな状況においても【今の自分を楽しむ】ことを第一に考えています。
未来の自分が必要なのはもちろんですが、今置かれている環境の自分が楽しめないと未来の自分は楽しむのは難しいと経験上思います。
断捨離が習慣化した筆者が、「断捨離の楽しみ方」をお伝えします。
一定量の断捨離をしたらしばらくやらない
筆者はさまざまな断捨離を行なったら、一定期間は行ないません。
断捨離をする時は、時間も労力が取られます。
自分のプライベートな時間を取られてしまうからでもあります。
プライベートな時間を大事にするからこそ、断捨離が楽しいのです。
断捨離は人生の縮図
●物を大切にしながらも壊れたりすれば処分してから新しい物を購入する。
●新しい出会いがあれば、別れる出会いもある。
●良き仲間で集う時があれば、個々で動く時もある。
筆者が経験している人生そのもの。
整理し、整頓し、断捨離をしているからこそ、生きやすくなっているのかもしれません。
【人生、今から】
50歳代に入っていますが、筆者はまだまだやりたいこと、叶えたいことがあります。
そのためにトライ&エラーで経験し、不要なことが出てきたら断捨離して心を整えていく。
そして前へ、前へ、チャレンジしていく。
断捨離は人生の縮図であり、前へ向かって進んでいくことができる行動です。
これからも楽しく断捨離を行なっていきますね^_^
●他の断捨離についても記事を更新していますので、あなたのお役に立てば幸せます。