インテリアコーディネーターの資格を活かして、インテリアコーデだけでなく、発達障害・身体障害を持つ次男の育児経験による、お片づけ苦手を活かした整理術カウンセリングを行なっています。
また風水インテリアのルーティン化するアドバイスもお伝えしています。
今回は断捨離するために整理して書く手帳についてのお話をします。
毎年秋くらいから店頭にもインターネットにも手帳が販売されます。
筆者はこの時期が楽しみで楽しみで、必ず手帳を新調して新しいページを開く行動がワクワク♫
新調した手帳が手元にあるということは、旧手帳をどうするかを考えなくてはなりません。
この記事では、手帳の選び方や書き方をお伝えするのではなく、次年の新しい手帳に更新し整理できるようにしてなるための内容となっています。
目次
手帳の中身を整理する
手帳に書く時、ただ書き込むことだけに集中していませんか。
手帳の中身は、家のお片づけや整理収納と同じく、分かりやすく決められた場所と不要な物を増やさないことが鉄則です。
手帳は記憶を文字化しつつ、記憶を整理するツールであることを認識しましょう。
スケジュールを断捨離する
手帳に書く最初の目的はスケジュール管理ですよね。
自営業・会社勤務など勤務体型によって予定のボリュームはさまざまで、どのくらい日々の予定量を考える必要があります。
筆者の考えとしては、スケジュールを立てるにあたり、まず行なうことは下記の3項目。
①休みを先取りする
②プライベートDAYを設ける
③プライベートDAYは予定や用事を入れない
これ、一番重要です。
休みを確保するのは、生きていく楽しみでもあるので、是非実施していただきたいですね。
筆者の場合を例に取りますと。
筆者自身会社員で休みの融通がある程度出来るため、前月には次月の休みを先取りした後に確定しています。
ふだんの勤務日には、朝や昼間・勤務終了後に予定や用事がある場合も先取りします。
ただし、自分の休みの日には、人に会うなどの予定を入れますが、その休みの中での月に1日、プライベートDAYとして何も予定を入れない日を作っています。
その日のみ、何も書きません。
その日のスケジュール欄は真っ白です。
用事を含めて予定は全く入れません。
もともとの予定外にアポイントの連絡が入ることがありますが、その日に入れませんし、延期出来なければお断りをしています。
これもスケジュールの断捨離の一つです。
プライベートの時間を優先し大切にすることが、人生の醍醐味でもあります。
それに身体を癒すことを取り入れていかないと、休みの日が予定で埋め尽くされてしまうのは論外だと筆者は考えているからです。
プライベートとして空けている休みや予定無しの日を作ったら、不意な用事や予定は緊急性がない限り入れないように心かげてみてください。
マンスリーの予定事項は暗号化しても良い
手帳にはマンスリーのスケジュールが掲載されています。
筆者はこちらの手帳を3年前から使っています。
筆者の手帳のページはゴチャゴチャ書きません。
そのかわり、短く表記します。
ちなみに筆者はマンスリーのマス目の真ん中でラインを引いて、上段を午前 下段を午後として書いています。
ある手帳講座で教えてもらい、この書き方を続けています。
一目で予定の時間帯がさっくり分かりやすいからです。
詳しく書く必要はないと思っていて、自分だけに分かればいいので。
私のマンスリーは暗号みたいになっています(笑っ)
要は、
○予定があるのか無いのか
○家族の誰のための予定なのか
この2つの内容が把握できたらいいのではないでしょうか。
マンスリーは簡易的な書き方で良いのです。
マンスリーの内容は、整理スケジュールのやり方です。
整頓されたスケジュールだと、本当に必要な予定を入れることができるようになります。
ウィークリーはチェックボックスとカラーペンで管理する
筆者はウィークリーのページはしっかり活用しています。
予定内容を詳しく書いていますが、完了したかどうかを見極める為にチェックボックスを必ず設けます。
ちなみに。。。
チェックボックスですが。
筆者は当初手書きでした。
それがだんだんチェック項目が結構増えてきたので、簡単にポンポン押せるチェックボックスのスタンプタイプを購入しました。
筆者が使っているのはこれです。
スタンプの色は青色です。
なぜかと言いますと、「目立つ」から^_^
とても便利でよく活用していますよ〜^_^
また金額を記録した場合は、内訳と完了したら「済」スタンプを押しています。
入金・支出は大事だととらえているので、敢えてスタンプで押して把握しやすくしています。
「済」スタンプは簿記用のを使用しています。
さてウィークリー予定ページは、
○予定内容
○時間帯
○誰と行くか(参加するか)
○予定内容に対しての目的(目標も有り)
、、、などを書いています。
そしてカラーペンで予定内容の使い分けをしています。
赤色・・・病院関連・銀行関連
青色・・・子どもの用事、人に会うなど
黒色・・・その日に行うこと
さらに赤色・青色で書いたらそれぞれの色のマーカーで枠取りする
またその日の忘備録があれば、ひと言程度に書き置きしています。
以上が筆者のウィークリー予定ページの書き方です。
ウィークリーページの筆者が考える一番の目的は、予定内訳の視覚化です。
以前は日記欄を設けて書いていた時もありましたが、振り返りしにくく、あまりにもページ内がゴチャゴチャ感があったので、メモ程度にとどめて今に至ります。
あくまでも筆者の手帳は、スケジュール管理と行動と思考の忘備録ととらえているため、スッキリ整理する内容にしています。
手帳に夢を書くことを整理する
以前筆者は、夢を叶えるために手帳によく書き込んでいました。
ビジョンボードの手帳版です。
でもある日、このやり方を180度考え直し、整理しビジョンを縮小化し瞑想を入れたら小さな夢も身近な願いも叶うようになりました。
その辺りを今からの章でお伝えします。
書いただけでは夢は叶えられない
友人が「夢を書いたり写真とかを貼ったりするビジョンボードボードを手帳や壁に貼ったりするけど、ほぼ叶うことが無いんだよねー。なぜだろうね⁇」
、、、と言われたことがあります。
確かに。
あなたも経験がありませんか?
ビジョンボードに書いた(貼った)夢が叶っていない現実を。
筆者もA1サイズのコルクボードを購入してビジョンボードを作成してリビングの壁にかけたり、手帳にビジョンページを作ったりして、毎日暇さえ有れば眺めていた時期がありました。
毎年貼り直しをしては眺めてる、この繰り返し。
また、手帳に毎年毎月毎週、夢リストを書いていました。
でも。。。。。。
友人と同じく、ほぼ叶うことはありませんでした(T . T)
何でかなー。。。と、すごく落ち込んでいました。
色々なビジョンボードのやり方や手帳やノートへの夢を叶える書き方などが書いてある書籍を片っ端から読んで、一つ一つ真似して実践してみましたけど。。。
全く効果なし(T . T)
そんなある日。
ふと気がつきました。
あたりまえなんですけど。。。
書いただけでは夢が叶うわけがない
書いただけだったら誰だって書ける。
書いたらどうするか
これを考えなくてはならないのを今更ながら気がつき、その時改めて自分の夢を振る返ることにしたのです。
行動するために書いていく
夢リストにしてもビジョンボードにしても、今までの「書いただけ」のやり方をスッパリやめて 書いたら行動に移せるビジョンに変更しました。
その夢がすぐには到達しにくい内容でも、到達するための行動をスタートするようにしたのです。m
今夏にエステ経営をしている友人から
「朝起きて瞑想したらリラックス出来るよ」と聞いて、筆者の朝のルーティンに入れようと考えました。
筆者は朝4時55分には起床し、すぐ洗顔し、15分程度 夢を言葉にして発しながら瞑想しています。
すると、とても気持ちが落ち着くのです。
この瞑想タイムを始めて4ヶ月。
小さな願い事がどんどん叶ってきています。
仕事は責任のある内容を任されたり、高3の長男の就活が段取りよく採用内定をもらうことができたりなど、願っていることが叶うようになりました。
そして筆者は手帳のフリースペースにビジョンページを作っていますが、自分の夢を限定しています。
叶えたい夢を1つ。
この夢に集中するためのページです。
優先順位で1位の内容をビジョンボードのようにネットや雑誌で見つけて印刷して、フリースペースに貼り付け、夢に対しての自分のなりたい姿を書き込みます。
これは、集中することで夢に対しての思いが強くなっていると筆者は考えています。
今、筆者の手帳に書いている夢はだんだん現実に近づいてきて、その夢を思ったり考えたりすることが楽しくなってきている自分が嬉しくなってますね。
こうして行動していく自分に対しての夢が、決して「夢で終わらない」やる気がバリバリ出るのが最終目的です。
振り返るためにわかりやすく書く
筆者は基本的に週末に振り返るようにしています。
書き込んで振り返るのではなく、振り返りをあらかじめ考えた上で日々書いています。
このやり方をしている理由は、スケジュール管理の整理をし、予定の把握をしやすくしています。
また何に対して振り返るのかをあらかじめわかっておくと、自分自身への行動に集中できるし、良いパフォーマンスを届ける❗️という気持ちになります。
だから予定内容をまっとうすることが出来るんだなと筆者は思っています。
振り返りの時の自分自身へのコメントは、短い文でメモ程度に留めます。
そこで完結するから、長めの文章は不要です。
毎年書き終えた手帳を次の手帳へシフトする
実は昨年まで、筆者自身 数十年分の手帳を保管していました。
大きめのダンボール箱に数個ありました。
それを昨今バッサリ捨てました。
過去も経緯も自分史の足跡として大事だったかもしれませんが、楽しい今を生きている自分が重要なので思い切って処分しました。
次へ
未来へ
自分をシフトするためのステップをお伝えします。
忘備録は断捨離する
毎年真っ先に手帳に記載するのは、銀行関係やブログ関連のパスワードなどの忘れやすい数字の忘備録です。
なぜ忘備録を書いているかと言いますと、最近紙媒体がめっきり減り、インターネットで操作することが圧倒的に多くなり、いちいちID・パスワードが必要になったからです。
はっきり言って全て覚えていません。
それに終活の一環でもあります。
筆者が突然今日明日亡くなったとしても、忘備録があれば削除手続きが出来ますから。
パソコンやスマホ、SNSなどのインターネット関連は、一つ一つIDとパスワードは必須です。
ただ、必ず新しい項目があり、古い項目を上書きしなければならない可能性があります。
情報は毎日→毎月→毎年と、進化し変化していくものです。
その度に書き換えていかないと、忘備録として役立ちません。
常に最新の情報であることが必要です。
手帳は10月始まりの方が家族の予定が立てやすい
昨今手帳は、秋始まり(10月始まり)、正月始まり(1月始まり)、春始まり(4月始まり)の3パターンがあります。
どなたでもそれぞれ使いやすいパターンで良いと思いますが、筆者は10月始まりがオススメします。
過去に、正月始まりや4月始まりで同じ流れでスケジュールを組んでみましたが、次の年へのスケジュールや目標や目的・それに伴う行動の観点からするとやりにくく感じたんですよね。
おそらく次の年への思考が10月始まりの方が直近になり、1年を見通しやすいからかもしれません。
秋からの行事を含めて年末年始に向けての目標や目的が立てやすいし、春先からの子どもの学校の行事などが書き込みやすく、夏季の頃には次の年への予定を考えることが出来ると筆者は思って10月始まりの手帳にこだわっています。
新しい手帳にシフトしたら処分する意義
手帳を断捨離して思ったのが、
古い手帳に対して 振り返ることはほぼ無い ということに気づきました。
処分すると決めてから、何年も前の手帳を開いて懐かしさで読み返すことがありましたが、そういう機会が無いとまず過去の手帳を開くことはないということです。
こういう現実が分かってから、保管するという選択をしないと決めました。
過去の手帳を見るよりも新しい手帳に自分の将来を託していった方が収納スペースが空くし、なんせ今の自分の行動が新鮮だから。
何年後かに手帳や自分のことについての書籍を出したりする予定や出版希望があるのなら過去の手帳は必要だと思うのですが、筆者にはその予定がないですし、もっとやりがいのあることを見つけているので、スッパリ手帳を処分する気持ちになりましたね。
手帳を処分するのは、新しい自分への脱皮をするため。
新しい手帳に自分の未来の行動を書き込み、さらにやりたいことへ躍進するため。
だから筆者は過去の手帳を処分しました。
今は新しい手帳へ情熱を注いで、楽しく日々のページにマイメッセージを書いています。
また1年間、真っ白ページが着々と夢に向かって行動している軌跡となるような書き込みをしていけたらと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
●手帳を始め他の断捨離についても記事を更新していますので、あなたのお役に立てば幸せます。