2023年4月から夫婦で旅行計画を立て、10月最終週 1泊2日で山口県長門市から萩市に旅行に行ってきました。
昨年の同じ時期に萩市に行きましたが、前回とルートを変更して「ゆっくり」「ゆったり」と観光です。
夫と結婚して30年目の節目の年。
とにかく楽しむことを前提にして出発しました。
前回の旅の関連記事:50代の終活〜銀婚式の記念旅行
目次
今回は長門市を観光:1日目
前回の観光は萩市が中心でしたが、初日は長門市をドライブ観光しようと決めていました。
朝6時30分には自宅を出てゆるりと出発。
平日なので、出勤ラッシュで渋滞にかかるのを避けるため、早めに出かけました。
今春4月からずっと観光場所を検索し計画を立てていたので、その通りに物事を進めることがこの旅のコンセプトです。
元乃隅神社
夫が今回の旅行では一番推しにしていた場所で、筆者は7年ぶりに訪れました。
筆者が以前お参りさせていただいた頃に比べたら、駐車場・参拝付近が整備され、トイレも完備されており、お参りするのが楽でした。
※駐車場は駐車料金が発生します。我が家の場合、普通自動車だったので310円でした。
鳥居をくぐるのが夫は嬉しいようで、どんどん先に歩いていってしまうという。。。
筆者は付いていくのに必死でした汗
わりと傾斜があり、鳥居をくぐって海が見える場所まではゴツゴツとした石場となっているので、足元には充分気をつけながら歩く必要があります。
残念ながら龍宮の潮吹きを見ることはできませんでしたが、楽しく参拝させていただきました。
(ちなみに、龍宮の潮吹きは季節的・気候的などの条件が運良く重ならないと見れないと知人から聞きました)
散策するだけの距離があり、朱塗りの鳥居をくぐるのも圧巻でしたし、晴天なのもあって海を見たらサイコーの景色!
夫婦で満足の旅スタートでした^_^
IMO &CAFE NAGATO蒼と芋と。
さわやかモーニングで紹介されていたお芋スイーツ専門店IMO &CAFENAGATO蒼と芋と。に行ってみたいと思い、小腹も空いたので立ち寄ることにしました。
店内はイートインスペースがあって広く、お芋づくしの商品がずらりと並んでいます。
大学芋や子どもたちのお土産に芋けんぴなどを買いました^ ^
大学芋はとっても甘くて美味しくて、夫とあっという間に食べてました〜笑
ついお芋の匂いにつられて食べていて、すっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。。。苦笑
センザキッチン
早めのお昼ご飯を兼ねて 道の駅センザキッチンへ🚗
食事処やお土産施設もあり、キレイなトイレも完備されていて、車を運転していればしっかり身体を休めることが出来ます。
夫と筆者は、もちろん歩いて色々なお店を見てまわりました。
仙崎の海辺に近い場所に位置しており、地元長門のお魚や鶏肉などを食すことができるお店が並んでいるので、どのお店でお昼ご飯を食べようか迷ったくらいです。
そこで夫と筆者はそれぞれ違うメニューのご飯にすることに決めました。
夫は牛すじ丼(施設名:長七屋)+焼き鳥3本(施設名:焼とりやちくぜんセンザキッチン店)
筆者は海鮮丼+つみれ汁(施設名:海鮮丼Ajito)
どちらも美味しくいただきました。
夫の感想ですが、牛すじ丼は油ぽくなく食べやすく、焼き鳥はジューシーそのものだったとか。
筆者が食した海鮮丼は仙崎港であがったお魚で醤油との相性バッチリのさっぱりとしたお味でした🎵
食事をした後は、お土産販売所で家族の分を買いましたよ〜^_^
渡したい人に心を込めてお土産を選ぶことが大事だと思っているので、そこでしか売られていない食べ物や包み紙などがあるのでこだわりました。
そう思うとお土産選びが楽しかったです。
萩市で歴史探訪:1日目
前回の旅とは違うルートで観光することにしました。
夫は日本史大好き人間なので、行動計画を立てて効率よく車移動して散策しました。
萩城跡指月公園
今観ることができる萩城跡は、明治時代に天守などは全て解体され石垣などのが現存されているのですが、戦国時代の武将 毛利輝元がここ萩の指月山麓で築城したことで有名です。
萩城は慶長9年(1604)に毛利輝元が指月山麓に築城したことから、別名指月城とも呼ばれ、山麓の平城と山頂の山城とを合わせた平山城で、本丸、二の丸、三の丸、詰丸からなっていました。
本丸には高さ14.4mの五層の天守がありましたが、明治7年(1874)に天守、矢倉などの建物は全て解体され、現在は石垣と堀の一部が昔の姿をとどめ、ここ一帯は国の史跡に指定されています。旧本丸跡に歴代藩主を祀る志都岐山神社が創建された際、総面積約20万㎡の境内が指月公園として整備されました。城跡の構造をよく残していることが特徴で、園内には天守跡、梨羽家茶室、万歳橋、東園などの旧跡があります。また、幕末13代藩主毛利敬親が安政年間に藩主別邸・花江御殿に増築し、家臣とともに茶事に託して時勢を論じた茶室「花江茶亭」が明治22年に園内に移築されています。
観光スポット|萩市観光協会公式サイト「萩城跡指月公園」より引用
【国指定史跡】
石垣や天守跡を散策しましたが、50分くらいは歩き通していましたね。
当日は結構夏日に近い暖かさで、汗をかきかき城跡周辺を探索しました。
平日だったので、ゆっくりと澄んだ空気を感じながら歩くことができ、説明板などをじっくり読みながらところどころ写真に収めました。
当時の毛利家の政治力のすごさを思い知るとともに、こうして歴史的な建造物を後世のために詳細に残されている素晴らしさを感じることができました。
天気だからこそ歩くのが楽しく、戦国歴史が苦手の筆者でも日本史大好きの夫の説明をじっくり聞くことができたのも良かったですね。
※入館料金が必要です。(大人・大学生・高校生:220円 中学生・小学生:100円 障害者割引もあります)
萩城下町散策
前回の萩旅行でも萩城下町を散策したのですが、今回はちょっと行動計画を変えてみました。
いわゆるプラプラ歩き笑。。。
歴史的スポットに寄らず周辺の街並みを観ながら、夫とふだんの会話を楽しみながらのルートでしたが、あれこれ1時間はゆうに超えて歩いていましたね。
前回修学旅行生が多く寄ることができなかった萩ぷりん亭に立ち寄りました。
とても可愛い小ビンに7種類の味のそれぞれプリンが入っていて、家族のお土産に早速買おうと思い、宅急便で送ってもらうことにしました。
抹茶のプリンは売れ切れだったので、6種類のプリンを購入しました。
後日届いたのですが、セレクトしたプリンはこちら↓
とても冷え冷えの状態で届き、どれも味は濃厚で美味しくいただきました。(消費期限が2日間と短いので届いた日に家族で食べました。)
萩夏みかん、シャインマスカット、お芋と栗のプリンは、果肉などがゴロゴロッと入っていて嬉しい食べ応えでしたよ〜^_^
萩城下町にお立ち寄りになるのでしたら、是非行ってみてプリンをご賞味くださいませ。
城下町の街並みは、前回同様ですが歴史風情を感じられます。
筆者は幕末期が大好きなので、白壁や当時のままの道幅・旧家などワクワクしますよね。
例えば、木戸孝允旧邸が現存しているのですが、木戸孝允は元々萩藩医の家に生まれ、吉田松陰と出会い、明治維新に尽力する人物となっていきます。
こんな大きな歴史の舞台の中心人物となる人がこの旧家から誕生するなんて歴史ロマンを感じずにはおれません。
江戸末期から明治維新、そして明治時代へと導いていった長州藩=山口県人として感じながら歩くのは楽しいものです。
松下村塾・松陰神社
数年前、次男と一緒に訪れたことがある筆者は、夫と旅行で立ち寄るのは初めての場所です。
幕末期の歴史を語る上で外せないのが、吉田松陰と萩松下村塾門下生の学びの場となった松下村塾、そして吉田松陰を祀っている松陰神社でしょう。
幕末期に吉田松陰が主宰した私塾。
観光スポット|萩市観光協会公式サイト「松下村塾」より引用
天保13年(1842)に松陰の叔父である玉木文之進が自宅で私塾を開いたのが始まりで、後に松陰の外伯父にあたる久保五郎左衛門が継承し、子弟の教育にあたりました。そして安政4年(1857)、28歳の松陰がこれを継ぎ、主宰することになりました。
木造瓦葺き平屋建ての50㎡ほどの小舎で、当初からあった8畳の一室と、後に吉田松陰が増築した4畳半一室、3畳二室、土間一坪、中二階付きの部分から成っています。講義室だった8畳の部屋には松陰の石膏像と肖像画、机が置いてあります。
松陰は身分や階級にとらわれず塾生として受け入れ、わずか1年余りの間でしたが、久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山県有朋、山田顕義、品川弥二郎など、明治維新の原動力となり、明治新政府に活躍した多くの逸材を育てました。
当時、この地域が松本村と呼ばれていたことから「松下村塾」という名がつけられました。松陰は、「学は人たる所以を学ぶなり。塾係くるに村名を以てす。」と『松下村塾記』に記し、村名を冠した塾名に誇りと責任を感じ、志ある人材を育てようとしました。
【国指定史跡】
キレイに整備されていて、ゆっくり観覧することができました。
松陰神社では、おみくじを引いてみたら・・・なんと「大吉」!!!
その中身は「しっかり毎日心身怠らず精進せよ」という言葉が書いてあったので、心にしかと刻んで神社を後にしました。
「この山口県から時代を大きく変えていく幕末志士が誕生するなんて想像できないよね」と夫と話していました。
なぜ長州藩が江戸末期から明治維新そして明治時代へと政治での君臨をしていったかは諸説あり、当時の歴史的背景での人材登用の他藩との違いや貿易による経済力向上など、着々と歴史の表舞台に立つための準備がなされていました。
そういう時代を地元の人間として今の時代に観ることができるのは、「山口県人で良かったなぁ〜」とつくづく思っています。
はぎ温泉 夕景の宿 海のゆりかご【萩小町】:1泊2日
前回と同じ、【萩小町】にリピート宿泊しました。
気心知れた宿に泊まるのはとても楽しみなことです。
とてもサービスの行き届いたお宿でした。
部屋の中に温泉風呂がある
リピートした最大の理由は、部屋の中に温泉風呂があること!
筆者は裸眼視力がとても悪く、温泉の場合はメガネをかけては入浴しないため、部屋の中に温泉風呂があるのはとてもありがたいんです。
しかも24時間、自由に好きな時間帯に入浴でき、ゆっくり湯船につかることができます。
宿に到着し、部屋を案内していただいた後すぐに入りましたし、宿の中の散策後、夕食前、夕食後、寝る前、翌日の朝起きてからと朝食後と、7回くらいは入ってますねぇ。。。笑
湯の温度はちょっと熱めの42度くらいでしたが、折戸式の窓を開けたら露天風になって外の風が気持ち良かったです。
無料に利用できるマッサージチェアがある
宿に着き、部屋の中の温泉風呂に入った後、天空天望リラックスルーム(施設内:天空の町7階)に行きマッサージチェアに座ってリラックス時間を満喫しました。
夫婦ともに、1時間くらい肩から足にまでマッサージ浸り。
結構歩いたので、気持ちの良いこと良いこと。(iphoneのアプリ「ヘルスケア」で確認したら、この日だけで1万歩以上歩いていました!)
しかも17時28分頃には夕陽がキレイで、窓際のイスに夫と座り連写^_^
夕陽を眺めるチャンスはそうそう無いので、嬉しさ満点です。
他にお客さまが夕陽のシャッターチャンスのため来室していて、夕陽が見える時間の30分前には待機していた方がいいかと思います。
※日没時間はインターネットで地域ごとに確認できます。(「調べたい地域名」と「日の出日の入り時間」で検索)
夕食は美味しさを堪能
夕食は品数が多く、夫と「ホントに美味しいよねぇ」一品食べるたびに言っていました。
その日の昼食は軽く済ませていたので、夕食の時間にはちょうどお腹が空いててしっかり食べることができました。
どのお品の料理も美味しかったのです。栗と銀杏釜飯はペロッと食べ、お釜にあるご飯全て無くなりました笑
夫も筆者も満腹になって部屋に帰りました〜
部屋に帰ってからは、何度となく浴室内に設置されているマッサージチェアで身体をほぐしてました。
とにかくマッサージチェアに座っては、リラックスしている夫と筆者でした。
部屋の中にあるのは、本当に嬉しいサービスですね。
翌日の朝食はしっかり摂る
品数は少なく感じるかも知れませんが、結構お腹が満腹になります。
ご飯は炊き立てですから食が進みます〜
夫は卵かけご飯にしてパクパク食べていました。
外は晴天で見晴らし良く、漁船が行き交っていて、そういう静かな空間で美味しくいただきました^_^
津和野へ:2日目
夫の立っての希望で津和野は太鼓谷稲荷神社へお参りしに行きました。
萩から車だと1時間ちょっとで着くので、ゆったりドライブです。
太鼓谷稲荷神社
夫婦でこの神社に行くのは初めてで、夫婦での旅が無事に滞りなく過ごせている感謝をお伝えし、家族円満・商売繁盛(お互い会社員だから)・無病息災を願って手を合わせました。
夫とそろって階段を上がるのは、夫婦ともに元気に過ごしている証拠です。
感謝であると同時に、夫婦で行くからこその大事な時間だという実感が嬉しいですよね。
「また来年、夫婦でお参りしよう!」と話しています。
津和野城
筆者は何度となく津和野の太鼓谷稲荷神社は足を運んでいるのですが、神社のすぐ近くに存在する津和野城は行ったことがありません。
今回、歴史好きの夫の要望で夫婦とも初めてで行ってみることにしました。
津和野城に行く場合、リフトを利用するか(運行状況・使用料金はこちら)、登山道で登るかのどちらかの選択になります。
夫と筆者はリフトに乗って散策です。
。。。と言いたいところでしたが、実は。。。
本丸に行く手前に矢倉跡があるのですが、天候が変わって雨が降り出し急遽リフトで下山することになってしまいました泣
次回、いつかは夫婦でリベンジして上がってみます!
でも夫も筆者もリフトに乗って散策する考えは新鮮で、天候によって超短時間の観光でしたがいい思い出です。
まとめ|出発の半年前から計画を立てゆっくりスケジュールで旅行すると、夫婦の会話も散策も楽しめる
よく何事においても準備が9割と言いますが、旅行に行くのも充分計画を立ててその通りに実行することが大事です。
今回の旅行も前回の経験を活かして、しっかり計画を練りました。
夫も筆者も50代であることを忘れずに、お互いが是非とも行きたい場所をピックアップし、道中無理をしないスケジュールで「ゆっくり」「まったり」「じっくり」観光地を観て回ることを念頭においたことが良かったと思います。
旅行先でささいなことでケンカしたくないですしね。
旅の始まりから終わりまで、終始笑顔で過ごすことができました。
来年は夫婦でどこに行くかは、だいたい決めています。
山口県内か近隣県になるのではないかと思っています。車で行きやすく、楽しめることが第一!
もう来年に向けて、計画を少しずつ練り、情報集めをしています。
また色々とお伝えできたらいいなと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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