インテリアコーディネーターの資格を活かして、インテリアコーデだけでなく、発達障害・身体障害を持つ次男の育児経験による、お片づけ苦手を活かした整理術カウンセリングを行なっています。
また風水インテリアのルーティン化するアドバイスもお伝えしています。
今回は子育てに欠かせないカラー心理のお話です。
インテリアコーディネーターの仕事としては、家づくりやお住まいのご相談で、カラーアドバイスやカラーのインテリア構成をお伝えしています。
また、30年近くたずさわっている風水では、カラーコーディネート面では欠かせないツールになっています。
これらの仕事の経験を活かして、筆者は子育てでバタバタの時期、子どもたちとのかかわりにおいて「カラー」を日常生活などに応用し、育児メンタルを乗り越え流ことができました。
そこで、毎日の子育てに疲れているあなたに癒しと活力になれるよう、リズラボ式カラーでの子育て心理を詳しくお伝えしていきます。
目次
子育てとカラーの関係
カラーは、精神面においてとても影響を受けるツールです。
どのカラーも長所と短所があり使い分けが必要となりますが、さまざまなカラーの特徴を知った上で子育てに役立てることができます。
人間は視覚的情報の認識が一番早いと言われていて、カラーもその一つです。
子育ては楽しい時もあれば辛い時もあります。
毎日が忙しい時間を過ごしています。
その時にカラーの認識があると、子育てがちょっとは楽になるかもしれませんね。
幼少時期は、子どもが遊ぶおもちゃや絵本はカラフルなカラーの方がよく遊んでくれる傾向があります。
色々な「色」を楽しみたい年代なのかもしれません。
そう言えば、
筆者の子どもたちで、娘たちは自分のカラーというものを持っていて、長女は赤色、次女は緑色または青色と決まっていました。
それぞれのおもちゃや外で遊ぶ道具もそれぞれ彼女たちのカラーで分けてあげると、毎日きょうだいケンカをしていても遊ぶ時だけは割と仲良くしてくれていました。
下の息子たちは、カラフルなカラーのおもちゃだとよく遊んでいました。
色々なカラーの入った積み木だけでなく、レゴブロックで乗り物などを創っていました。
何かを創ることに熱中していて、さまざまなカラーがあった方がやりやすいようでしたね。
また幼少時に読んでいた絵本は、色とりどりの本が多いですよね。
さまざまなカラーによって飽きさせない工夫がされているのだと思います。
もちろん絵も同様ですが、文字の形や色や大きさ・背景色など、乳児や幼児は特に目に入るもの全てで読むか読まないかを判断しているような感じが、当時の筆者は母として思うところがあります。
小学校に上がってからは、学校の持ち物、プライベートの服や持ち物などは、ある程度カラーが決まっていて、本人がそぐわないカラーだと使ってくれず不要物になっているケースが多々見られます。
子どもは落ち着くカラーというものがそもそも存在します。
そのカラーを身につけておくと学校でもプライベートでも楽に過ごせる要素があるみたいです。
ただ子どもが思春期になると、急に服や持ち物のカラーがガラッと変わる時があります。
また家族の中で何かの出会いがある場合もカラーが結構変わる場合が多いです。
いちがいに言えませんが、人間関係が変化していたりします。
付き合っている相手や仲間などの人間関係のカラーの好みに影響されやすい場合がありますので、人間の心理は素直です。
何かのカラーの変化があったりしたら、子どもであれば何気なく聞いてみると良いかもしれませんね。
良いことだったら嬉しいし、何か辛いことをかかえているのであれば心のサインだと思うので、親としてかかわってあげてみてはいかがでしょうか。
また家族の中でも、子どもの場合と同じことが言えるのではないかと思います。
カラーの変化は心の変化。
カラーは家族とも子どもとも、日常生活でかかわりを大事にしていくためのツールだと筆者は思います。
ラッキーカラーによるカラー心理
占いでよく出てくる「ラッキーカラー」を意識したことはありませんか?
かくいう筆者も「ラッキーカラー」を参考にしていることがよくあります。
特に子どもを育てながらのフルタイム勤務は、身体が疲れてイライラする時がありました。
そういう時心をおだやかにしようと思い、雑誌の占いの「ラッキーカラー」を見てこっそりその通りにすることがありました。
笑える過去ですが、筆者のある日のラッキーカラーがなんと!
サーモンピンクと記載されていました。
ちょっと内心、「えーーーーーっ?!」と叫んでしまいました。
なぜかというと、サーモンピンクは橙色がかった赤みのある色で、意外と身近にあるようなカラーではないんです。
だから自分自身に解釈を変えて「橙色」をラッキーカラーとカラーとしてとらえることにしたのです。
おかげさまで、子どもの世話や夫との会話も楽しく過ごすことができました。
ラッキーカラーは、精神的に安心感を与えられることがあります。
カラーに翻弄されることではなく、その日一日を楽しく過ごすためのアイテムと考えた方が「ラッキーカラー」の良さだと筆者は思います。
占いによっては、「赤色」「青色」というわかりやすく世間的によく知られているカラーではなく、「ルージュレッド」「マリンブルー」などすぐには身近に見当たらないカラーだったりします。
その時は自分の解釈でのカラーでいいと思います。
例えば「ルージュレッド」であれば、筆者の解釈は「派手な赤色」という感じです。
この「ラッキーカラー」の考え方は、筆者の経験やママ友との話で、子育てをする時にポジティブ思考になって子どもといることが楽しくなる心理要素があると思っています。
ゲンかつぎみたいに、自分の今日のラッキーカラーでいいことがあったら嬉しいですよね。
子育てって いかにして楽しく面白く過ごすかが大事なんです。
どんなに大変でもポジティブ転換できる心の余裕を保つためのツールが必要で、色々なやり方はもちろんありますけど、「カラー」という視覚的刺激がある方が心の落ち着くスピードが早く感じます。
筆者も1日いいことがあると信じて、今日も「ラッキーカラー」を読んでいます。
そして個人として母として、子どもとのかかわりを楽しむためのスタートです。
「カラー」を勉強しやすくなる部屋づくりに活用しよう
子育てをしていると、子どもの勉強環境を考える時があります。
将来の就職のため、学歴のため、進学・進級のため、何事においても『勉強』の環境は必要です。
そうなると『勉強』する環境作りをどこにするかが問題です。
特に家庭内での環境づくりです。
勉強する場所は子ども部屋とは限りません。
リビングだったりダイニングだったり、はたまた別の部屋だったり、その気になればどこでも場所はかまわないと筆者は思います。
実際筆者の子どもたちは、それぞれ部屋があるにもかかわらず、ダイニングテーブルで勉強していました。
だからと言って、東京大学に入れるくらいの好成績だったかというと全くそうではないのですが。。。(笑)
その代わり、自分の進路や就職先などは自分で考え、自分で決めて日々頑張っています。
筆者の子どもたちが勉強が中心の部屋がダイニングテーブルだと分かってから、カーテンの色を考えました。
カーテンのカラーはアソートカラー(=調和する色)の部類になり、部屋のバランスを取る役目があります。
また視覚的心理が働きます。
やる気にもなるし集中できるし、逆にやる気を削ぐような心理になったりします。
カーテン一つとっても結構重要な役割なのです。
では落ち着いて考えられるカラーは
◉モスグリーン(深緑)
◉パステルブルー
◉パステルオレンジ
グリーン系は自然界のカラーと言われ、人間は山や森を写真などでみると目に優しくなるとも考えられています。
またパステル系は、明るく柔らかいイメージカラーでリラックス効果も期待できます。
こうして「癒し」「リラックス」などのカラーを勉強する場所に求めるのは、どんな成績だったとしても【勉強するのは楽しむこと】が大事だからです。
そうでないと、学校に行ったり仕事先に行くことすら気が進みません。
あとはテーブルとか以外はゴチャゴチャと物を置かないことが大事です。
勉強する時はかえって全体のカラーはカラフルでない方が落ち着いて勉強できるのです。
アナタのお子さんはいかがですか?
カラーで「勉強」という自分が達成したい目標のために、前向きな部屋づくりを行って欲しいと思っています。
筆者自身が高校生以上の子どももいれば、孫が乳児と幼児の年齢なので、ご相談者さまのお子さんの年代の幅が広く、お悩みのご相談に応じてカラーアドバイスのご対応をさせていただいています