2025年も行ってきました、出雲大社への参拝。今回で2年目となりました。
5月、人出の多いGW期間を過ぎてからゆったりしたスケジュールでの旅に出ようと思っていたので、とても気楽な気持ちで出発することができました。
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「車の運転ができるのもあと10年。それまでは毎年出雲旅をしよう!」と夫と話しをして決めて、泊まる宿には半年以上前に連絡をして予約しました。
今回は2年目の出雲旅。
どんな旅になったのかをご報告しますね〜!
目次
出雲旅を5月にした理由
まずは時期的なところからお話しします。
なぜ5月にしたのか。。。
それは、出雲といえば島根県。山陰地方です。
11月〜3月あたりまでは、天候が雪だったり道路凍結も心配されます。
しかし、筆者が住んでいる山口県周南市は山間地域(もしくは山間に近いエリア)でなければ、雪が降って積もることは回数でいうとかなり少ないです。(年に3回あれば多い方)
また、我が家の場合はウィンタースポーツをしませんし、県内でも雪が積もりそうな地域には行かないため、自家用車に冬用タイヤをはかすことはありません。
ただし念のため、スノーソックス(布製タイヤチェーン)は常備しています。
こうした我が家独自(かもしれません。。。)の理由で、11月〜3月以外の季節での山陰地方の旅の時期設定にしています。
5月にしたのは、その理由プラス気候的に寒くもなくそんなに暑くもない・・・ということで、そんなに服の荷物が少なくて済むかなと思ってこの時期にしました。
旅の計画をする時、時期的なことはとても重要なことですよね。
地域的な気候や服装、荷物の量など、「段取り」を決めた上で最高の旅を演出することが必要だと思います。
それでは夫婦での出雲旅をお伝えしていきましょう。
出雲旅①:稲佐の浜

早朝3時前には自宅を出て、高速道路を使って出雲までは約4時間弱。
出雲大社に参拝する前には稲佐の浜で御砂取りをすることにしています。
御砂取りの意義
良縁をいただき、悪縁を断ち切る
このご縁のためにこの日本海に臨む「稲佐の浜」の御砂をいただいて出雲大社へ参拝のおりに持っていきます。
「御砂」を持ち帰ることができる御社はどこですか?
瑞垣の外、御本殿後方の八雲山裾に鎮座の「素鵞社(そがのやしろ)」です。この御社殿の床縁下の御砂をいただき帰って御守としたり、また屋敷の土地、あるいは田畑に撒き清めて神様のご加護をいただくという信仰が古くからあります。
これは、ただいただいて帰るだけではいけません。まず、日本海に臨む稲佐の浜(出雲大社より西へ約800メートル)の浜辺の砂を掻き採って素鵞社をお参りし、稲佐の浜で搔き採ってきたその砂を床縁下に置き供え、そして、従来からある御砂をいただいて帰るというものです。出雲大社ホームページより引用
朝6時にはこちらに着くことができ、人もあまりいない状況だったので、夫婦でゆっくり手を合わせて参拝し御砂を取りました。
御砂取りで必要な道具
・スコップ
新しく買う必要がなく、家にあるものでOK。
汚れていれば、旅の準備時にキレイに洗っておきましょう。
・ビニール袋(必要な個数分)
我が家の場合、自宅分だけでなく、会社の同僚に頼まれたりなど2〜3枚くらい持っていっています。
またその砂を入れたビニール袋を入れる袋も準備します。
御砂取りした砂を出雲大社の素鵞社に持っていくため、その砂を運ぶためのビニール袋も必要です。
・ミニバケツ
筆者の場合は、ミニサイズのフタ付バケツにしています。
ビニール袋が裂けているかもしれないため、一応車の中で転がったり汚れたりすることがないように準備します。
出雲旅②:出雲大社

稲佐の浜で御砂を取ったら、本日のメインである 出雲大社へお詣りします。
6時30分くらいだったのですが、まだ人はまばらで、夫と散策を兼ねてゆっくりと一社一社お賽銭を入れて手を合わせてお詣りしました。
出雲大社①:祓社(はらえのやしろ)
神門通りの鳥居をくぐったら最初の社です。
四柱の神を総し「祓戸の神」と称します。
私たちが知らぬうちに犯した心身の罪汚を祓い清めて清々しい神の御心を戴けるようにして下さる神々です。
出雲大社:由緒について説明板 引用
今回もこうしてお参りできるのは出雲大社へのご縁があるからこそと思い、じっくりお詣りしました。
最初の社から丁寧にお詣りすることで、旅の行く末が最高のものになると思っています。
出雲大社②:松の参道

とても空気が澄んでいて、夫と会話しながら歩きました。
出雲大社③:拝殿

じっくり社を見て、手を合わせました。
ここまでもこれからも良縁をいただき、悪縁を断ち切り、全ての出来事に感謝の意を述べました。
そうすることで、心の中が清められ、気が楽になっていく自分がそこにありました。
出雲大社④:観祭楼〜東十九社


出雲大社⑤:素鵞社(そがのやしろ)

御祭神である 素戔嗚尊(すさのおのみこと)は、三貴子中の一柱で天照大御神の弟神に当たります。
稲佐の浜で取った御砂をこの社下にある御砂と入れ替えて持って帰ることが出来ます。
入れ替えをしていただいた御砂を家の四隅にまいたり埋めたりすると良い縁が舞い込み、悪縁が入らないと云われています。
出雲大社⑥:御本殿

素鵞社を参拝したら御本殿にお詣りします。
お詣りするといっても他の社のように目の前で手を合わせることが出来ません。
昭和27年に国宝に指定され、柵が張り巡らしてあるため、柵の外から御本殿に向かって参拝するようになっています。
出雲大社⑦:西十九社

出雲大社⑧:神楽殿

こちらの社では、出雲大社宮司家の祖先神や天満宮などをお祀りした鎮守社が並び、国旗掲揚塔の南には祓社、金刀比羅宮が並んでお鎮まりになっています。
御朱印
出雲大社の拝殿及び神楽殿にそれぞれ社務所があり、御朱印をいただくことが出来ます。
今年もいただくことができ、とても嬉しい限りです。
出雲旅③:ちょっと朝ごはん
出雲大社をお詣りしたあと、夫が前々からインターネットで探していたモーニングを食べることができるお店に行きました。
出雲大社の参道沿いにあり、朝6時30分から開いていて、おしゃれな空間でモーニングセットをいただけるお店です。

cafe koharu(カフェ コハル)
夫はBセット(ワッフル+ポーチドエッグ+サラダ+厚切りベーコン+飲み物 1,100円(税込))で、筆者はAセット(トースト+ポーチドエッグ+サラダ+厚切りベーコン+飲み物(税込))を注文しました。

インターネットのレビューには、提供される時間が少し遅めとは書かれていましたが、夫も筆者も待っている間に色々と会話したり、シンプルな内装やおしゃれな中庭などあちこち見たりしていて、あっという間にプレートを持ってこられた感じがしました。
モーニングの内容もシンプルで、パンも柔らかくベーコンと一緒に食べるとこれまた食が進み、サラダも酸味のあるドレッシングとポーチドエッグの相性がよく、とても美味しくいただきました。
コーヒー大好きの夫も筆者も満足なモーニングタイムでした。
早朝から開店していて、ちょっと小腹を満たしてくれるメニューが食べられるのは、とてもありがたいですね。
出雲旅④:日御碕神社

軽く朝ごはんをいただいてから日御碕神社へ向かいました。
境内には私たち夫婦以外は参拝者がおらず、じっくりお詣りすることが出来ました。
早朝から急ぐことなく、行きたい順番通りに夫と一緒にお詣りできるのは本当にありがたいことかもしれませんね。
天候に恵まれて参拝
実はこの日、朝から雨予報だったのですが意外と雨が降らず、風は穏やかな天候でした。
なんだか神様が守ってくれているような・・・そんな気すらする参拝ルート計画。
50代で終活を考えての旅は、時間的余裕がとても大事です。
せかせかした行動は、やはり旅として面白くないものです。
確かに早朝出発は大変かもしれませんが、現地で「ゆっくり」「じっくり」「気楽に」できる計画を実行できるのが一番です。
次回は旅は島根県松江市〜境港市へ移動します。
またお伝えしますね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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