2024年1月から本格的につけていて、日々欠かさず書いている家計簿。
結婚して31年が経ち、約30年の子育てから解放されつつある今、やっと家計簿をつけていく気持ちになりました。
それまでは家計簿を毎年買っては3ヶ月書けば良い方で、なかなか長続きしませんでしたが、今春身体障害者の次男が高校を卒業して障害者のための訓練施設(就労移行支援施設)に通うようになり、学費がかかることが無くなったのを機に本格的に家計簿つけに取り組んでいる今日この頃です。
そこで、今回は筆者の家計簿についての考え方を述べていきたいと思います。
目次
子育て卒業を機に老後資金について考える
今春次男の高校卒業までは、夫婦共働きでフルタイムで働きながら4人の子育てや学費を払うのに必死で、お金を貯める余裕があまり無かったのが事実です。
給料日には出ていくお金が多くて、あっという間に口座の残高が無くなっていく・・・そんな感じでした。
50代半ばにしてやっと学費から解放されて老後のことを考えた時、「今年から貯めていこう!!」と心に誓って色々な本を読んで学んでいます。
無理なく貯める
夫婦共働きなスタイルはそのまま継続しており、筆者はこの度転職してお給料が変わるので、少し余裕が出ると予測はしています。
その中で年間に貯めていく額を決めており、その目標に向かって頑張っているところです。
その目標の貯蓄について学んで、実際実践している書籍があります。
この本で学べたところは、「ふるさと納税」と「個別株投資」です。
実際に「ふるさと納税」でトイレットペーパーを選び我が家の家計は助かっていて、ふだん必要不可欠なものだから利用して良かったと思っています。
また、もともと投資信託は実践していますが、「株」については知識として知っているけれども少額で出来るやり方を一から学びたいと思ってよく読みます。
今、この本に書いてあるやり方で実践中で、少しずつ成果が上がってきている感じです。
無理なく貯めるためにはお給料で払える範囲を知る
確かに貯めることはとても大事なことですが、生活費を赤字にしてまで貯めることはナンセンスです。
生活費を確保しながら少しずつ貯めていこうと思い、少額から始めています。
特に意識して貯めているのは「500円玉貯金」で、結構貯まります。
こうして貯める体質になるためには、家計簿が欠かせない存在なのです。
無理なく貯金するために家計簿をつける
お給料→貯金をしていくためには、あたりまえですが生活費がどのくらい出ているのかを把握する必要があります。
プチ無駄がないかどうか・・・これを確かめるために家計簿をつけることを必定としてのです。
自分に合った家計簿を選ぶことが大事
予算を組むことが必須ではあるのですが、まずはどのくらい生活費が出ているのかを把握するために「とにかく収支がわかること」を念頭に家計簿を選びました。
筆者が選んで今でも継続しているのはこれです。(表示は最新2025年版)
家計簿の考案者として知られる 羽仁もと子さん発案の家計簿で、この2冊で生活費の把握ができる優れものです。
筆者は50代半ばで子育てを卒業しているので、教育費など子育て関連の項目がない「シニアの家計簿」を選んでいます。
家計当座帳でプチ無駄を発見する
銀行口座の収支、財布に入れている現金の収支をとにかく毎日書いていくことを信条としました。
最初は本当に面倒くさかったです。書き慣れないので、「明日にしようかなぁ」と思う日もありました。
でも「絶対目標額まで貯める!」と心に誓ってからは、とにかく銀行口座でも財布の現金でも「収支があったら必ず書く!」ことを守って家計当座帳に記入しています。
すると、意外と食費で買い足しが多かったり、外食の回数が多かったり(ちなみにランチの回数が多かった)など、今ある食材や自炊の工夫をしたら買い足しせず外食を回避できたりなど、家計費に問題点が見つかってきたのです。
いわゆるプチ無駄です。
万円単位ではないのですが、工夫したり考え方一つで抑えることができる金額なのに、使ってしまうことで消えていくお金がもったいないと考えるようになりました。
食材や日用品を買う時に、購入時期を考える良い実例が分かってきて、決めた予算で決めた生活費の中で実践していけるようになってきました。
シニアの家計簿で支給されるお給料の範囲内で収まっているか確認する
一番必要なのは「生活費が赤字でないこと」。
貯めていくために意識していた項目です。
外食費や日用品などの買い過ぎ、余暇での過ごし方の工夫など、最初の頃は生活費ギリギリで全く余裕が無く反省点が多すぎていましたが、今は結構やりくりができるようになってきました。
ボーナスの使い道、老後に意識しないといけないお金の使い方など、夫と話し合いながら進めています。
シニアの家計簿をつけることで大きく変わった点は「旅費」と「車検費」です。
大きな金額が必要になるから、ふだんからコツコツ貯めておくことが必要だと考えています。
夫も筆者もクレジットカード払いは車のガソリン代など最小限に抑え、「現金払い」にすることを念頭においています。
家計簿をつけるにあたり、今はキャッシュレスが主流の世の中ですが夫も私も現金主義なので、毎月の生活での必要費が把握しやすくやりやすいです。
老後までにどのくらい貯められるか、今の生活費をもっとスリム化できるかを実行していこうと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。