放置空き家となって10年以上経っていましたが、今夏に相続登記の名義変更にやっとこぎつけることが出来、空き家処分に向けて大きな前進しています。
この度、我が放置空き家が売却される運びとなったのです!
それではこのいきさつをお伝えしていきますね。
関連記事:❶管理せず放置空き家の後しまつ①〜相続登記の名義変更の難しさ
❷管理せず放置空き家の後しまつ②〜相続登記の名義変更の手続きへ
目次
放置空き家に「買いたい」という申し出に喜ぶ
空き家処分で一番大変なのは、「いつ『買いたいです』という方が現れるか」です。
買いたい方が「すぐ」かもしれないし、何年も待たないといけないかもしれないし、はたまたずっと売れないままかもしれないし、、、、、
これは大きな賭けに近い問題かもしれないです。
それでも「空き家処分」の気持ちはブレずに進めていかなければならない問題ではあります。
相続登記完了して2ヶ月後に「買いたいです」という方より申し込みがある
相続登記の名義変更して、家・土地の処分に向けて売却依頼している不動産会社より連絡がありました。
「『買いたい』という方から問い合わせがありましたよ!」とのこと。
これには正直ビックリしました。
実は依頼した不動産会社でインターネット掲載はしてもらっていたのですが、放置空き家特有の朽ちた家屋と草木ぼうぼうの庭・柵の写真なので、正直買い手がつかないかも。。。と思っていたのです。
地元の不動産会社でも何社も断られていたのもあって、「売れるまで何年もかかるんだろうなぁ、、、、、」とと買い手がつくことに関してかなーりの諦めモードだったからという理由があります。
それが、相続登記の名義変更が完了して2ヶ月後に買い手がつくなんて「嬉しーー!!」の言葉につきますね。
購入したい場所だったから放置空き家の現況はさほど気にならず
空き家を購入してくださった買主の話によれば、インターネット検索で今回の購入に至ったのですが、
場所が良かったから(購入しようと思っていた場所が我が空き家の土地だった)
とのことだったとので、放置空き家である現況はあまり気にならなかったのだそうです。
解体更地渡しだったのも購入する気持ちにさせるには少しプラスだったのかなぁと筆者は個人的に思っています。
放置空き家でもタイミングが合えば買い手が見つかる
我が放置空き家の場合、他社が断った大きな理由は、前方道路が3mあるかないかの幅が狭く、台形に近い土地であり、なおかつ人気な場所にあるわけではなかったからです。
空き家周辺の環境が大事
相続登記の名義変更がなかなか進まない当時、我が空き家の向かいの家2軒が同じ放置空き家で、草木がジャングルになっていました。
それが相続登記の名義変更が完了し、解体費用の見積りも兼ねて我が空き家に行ってみると、向かいの家2軒が造成されて更地になっていました!
この現況を見て、売却依頼している不動産会社の社長さんと「ひょっとしたら買い手が見つかるかもしれませんね」と話していたところ、本当に買い手が見つかったといういきさつです。
売買契約が済みましたので、あとは家屋を解体し更地にしてから買主に引き渡されます。
亡祖父が心血注いだ場所に、また新しく生まれ変わって引き継がれていきますので、孫である筆者としてはちょっと寂しい気持ちはありますがとても満足し安心しています。
空き家が売れるのは「タイミング」が合うこと
空き家周辺が造成などで更地になって売り出されていると、買い手が見つかりやすいということがあります。
環境的に造成されキレイに更地になって売り土地になっていると、交通手段など好条件の項目が多く合致すれば買ってもらいやすいメリットがあるので、今回は本当に良いタイミングだったのかなと思います。
放置空き家になって困難を極め、どれだけ悩んだかわかりません。
でも相続関連の書籍を読み、今回依頼した不動産会社の社長さんや司法書士など、色々な人々に相談して空き家の売却ができました。
もしこの記事を読まれている方で、長年置いている家があれば放置せず、まずは司法書士などしっかり相談し、家族とも話し合いしながら解決していけるといいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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