日常生活において、室内の照明は欠かせない存在です。
最近の新築・中古住宅物件で、照明器具に予算をかけるお客様が増えてきているように見受けられます。
今回はリビングでの照明のお話。
家の数ある部屋割りの中で、メインの場所ではないでしょうか。
実際、価格も性能もピンキリなので、インテリアコーディネーターの立場からオススメの照明器具や間取りについてお話ししていきます。
目次
リビングでのオススメのインテリア照明
家の第二の顔とも云える《リビング》。
間取りの広さや明るさがどれくらいなのかによりますが、くつろぐための一番の空間にしていく部屋になります。
まずは予算を決める
家族が集まる場でもあり、お客様を招き入れたりするなど、家の中でメインな部屋になる間取りなので、他の部屋よりも予算を多く設定しても良いかと筆者は考えます。
テイストを決めてから予算取りした方がいいですね。
インテリアテイストとは?
「インテリア」は、一般的に、室内装飾全体を指す言葉として使われています。そして、インテリアのスタイルは、時代や地域、文化などさまざまな観点によって分類されています。それらは「インテリアテイスト」と呼ばれ、部屋のコーディネートを考える際には、このテイストを統一することが大切なポイントとなるのです。また、テイストは基本的にひとつに絞るとバランスよくまとまりますが、似たテイストであればミックスさせる場合もあります。
リノベる。「インテリアの種類をテイスト別に紹介!コーディネートのポイントは?」より抜粋
こだわりがあればなおさら^_^
すると、家としての印象や住む人の関係性などにも深く関わってくるので、自然と家族が集まれる雰囲気が出る照明器具を設置すると良いですね。
一般のご家庭だと、ゴージャスさやオシャレな感じで、なおかつ掃除や器具交換がやりやすい商品がオススメです。
ゲストが来る回数で決める
よく質問があるのが、「呼ばれるゲスト(お客様)」の存在。
ゲストが来る頻度が高い(例 毎週土日)場合は、見栄え重視しても良いと思います。
オシャレさやこだわりのあるデザインが良いですね。
ゲストが来る頻度が低い、または親族(例 親・兄弟姉妹など)である場合は、低コストながらシンプルなデザインで良いかもしれません。
ただ、「魅せる」場として考えてみて、自分で見て「ステキだなぁ」と思う照明器具を設置すると良いと思います。
どんなテイストが好みかを決める
モダン
和モダン
ナチュラル
ビンテージ
カジュアル
、、、など、ざまざまなインテリアテイストがあります。
好みは人それぞれなので、自分が好きなテイストを考えてみましょう。
◆参考資料
アサヒグローバルホーム(株)ブログより引用
インテリアのスタイル一覧を種類別にご紹介!おうちを統一してさらにおしゃれに
こちらのブログでは、今時代に反映されているテイストが載っています。
照明器具のテイストを考える際、カーテン、クロス(壁紙)、床などのカラーや家具の種類にもよります。
オシャレなインテリア雑貨が数多く存在しますが、トータルバランスを考える必要があります。
カジュアルな家具やカーテンなのに、和モダンな照明器具はインテリアとしては統一性に欠けたり、、、というのがあったりします。
カーテン・クロスや床、家具のカラーによって、よりあなたの好みのインテリア照明器具を選ぶかがポイントです。
リビングは、家族が集まる場にする
家の間取りの中で、リビングは住む人が一番集まりやすい部屋になります。
くつろげる場所
癒される場所
家族が自然に会話する場所
全てが住みやすく出来るメインスペースにしていきましょう。
明るさ追究
インターネットショップでは、オシャレな照明器具がたくさん載っています。
値段も高い・安い、本当にピンキリ。
だいたい3万円〜5万円くらいの幅があると思います。
予算に合わせて、明るさの度合いも決めていくと良いですね。
リビングの場合、電球色をよく採用されます。
お子様が勉強することもあるのであれば、昼光色もアリだと思います。
電球などの器具の取替えやすさもポイント
昨今LEDがあたりまえになってきて、電球や蛍光灯の持ちが良くなってきました。
それでも電球などを含めて器具の取り替えやすさを重要なポイント。
誰でも取り替えがしやすい器具がオススメです。
ホコリ取りなどハンディモップとかで掃除がササっとしやすい器具も大事です。
シーリングライトいろいろ
リビングはシーリングライトを採用する方が多いですが、タイプが色々あります。
❶丸型シーリングライト
❷シャンデリア風シーリングライト
❸ダクトレールを使ったスポットライト型シーリングライト
、、、など。
お部屋の雰囲気に合わせてデザインを選ぶと良いですよ♪
まとめ|リビングはその家の顔になる
筆者の自宅のリビングは、明るさを一番に採用し、丸型の蛍光灯タイプにしています。
まずは手軽な価格と取り替えやすさを重視しました。
そして昼光色を選んでいます。
家事机があり、手帳や勉強など「書く」ことが多いので。
やはり部屋に明るさがあると、家全体がくつろげる場所になります。
そして明るさは、幸せな気分になります。
リビングは家の顔なので、照明器具をちょっとオシャレさを入れてみてください。
ステキな間取りになっていくと思います。
間取りの照明器具でお悩みの方に、この記事がお役立ちになりましたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。