インテリアコーディネーターの資格を活かして、インテリアコーデだけでなく、発達障害・身体障害を持つ次男の育児経験による、お片づけ苦手を活かした整理術カウンセリングを行なっています。
また風水インテリアのルーティン化するアドバイスもお伝えしています。
今回は筆者がいくつか断捨離をしていますが、その中で「手帳」と「日記帳」を処分したお話をします。
手書きをするのが大好きで、毎年手帳を購入し、日記帳も書いていて、年ごとに書き終えたら長いこと保管していました。
でもある日、決意しました。
手帳も日記帳も捨てる決意。
この「捨てる」に至ったいきさつについて語りたいと思います。
目次
過去の手帳と日記帳との決別
筆者は毎年手帳を購入しています。
大学1年の時に先輩から手帳をプレゼントでいただいたのをきっかけに、毎年新しい手帳に買い替えるようになりました。
社会人になってから
○フランクリンプランナー手帳
○W’s Diary和田裕美の営業手帳
○アクションプランナー
○ほぼ日手帳
・・・などなど、色々なタイプの手帳を使いましたが、5年前からはCITTA手帳を活用しています。
タイムスケジュールであることは今やどの手帳も採用されていますが、CITTA手帳は程よいフリースペースがあり、日記帳がわりに日々のあった出来事やマイ言葉を書き入れやすいので気にっています。
32年前、新しく手帳を買い替えた1年目
前年に使っていた手帳に思い出深く、保管しておくことにしました。
スケジュールや感想のコメントなど色々と書き込んでいて、「捨てる」ことは全く考えていませんでした。
そして。。。
日記帳は、小学校の時から毎年書いていました。
これまた社会人になってからは5年日記、10年日記と自分史に近い感覚で、その日・その年の自分の行動や感想を書いていくのが楽しくもあり、辛い時も書くことで癒されていくのが良かったり(^ ^)
4人の子どもたちの育児日記も同時に書いていたので、記録するのが楽しかったんですよね。
家を建てても過去の手帳や日記帳は、箱に詰めて納戸に保管しました。
捨てるのに忍びなくて。。。
それを50代に入ったのを機に、子どもたちの育児日記以外は断捨離することに決めました。
手帳で毎度振り返ることで次の自分に活かす
この行動のルーティンは今でも変わりません。
振り返りはとても大事なことであり、反省する点・良かった点を洗い出すことが次に活かせるからです。
ただ、それを過去の手帳や日記を積み重ねて残すのはどうか。。。と思い始めたのです。
50歳を過ぎてからガラッと手帳や日記帳に対しての考えが変わりました。
それが手帳と日記帳を「終活」としてとらえるようになったのです。
書類や書籍の終活
手帳も日記帳も筆者のプライベートであり、後世に多くのものを遺すものでもないなぁと思うようになったのです。
特に終活して考えた時に思ったのが、「冊数がそれなりにあれば、子どもたち自身、処分に困るだろうなぁ」と。
もう50歳を過ぎたら、いつ万が一になってもおかしくないですしね。
ただし、育児日記だけは保管しています。
すでに結婚し子どもがいる次女には、次女自身の育児日記は渡していますので、あと3人分の日記は我が家にあります。
終活、という目的が出来たら、処分する行動をすることにしました。
思い立ったら吉日
先延ばしせずにやってしまうことが、キリの良い決別になりますね。
過去の手帳と日記帳を捨てる時の注意点
いざ過去の手帳や日記帳を処分することを決めても、冊数が多いと気持ちが萎えることがよくあります。
処分していくうちに自分自身の気持ちの波が乗ってくるので行なうスピードも速くなりますが、そこに乗るまでが時間がかかってしまいます。
処分する時の注意点は。。。
中身を見ないこと(中身を開かないこと)
筆者としてはこれは「鉄のルール」として守ってほしいですね。
過去の手帳や日記帳は、読み始めたら結構止まらなくなることが多々あります。
懐かしさが随所に出てきて、読みふけってしまうのです。
何年も過去の古いものを見ず、どこかに仕舞い込んだままだったはずが、急に日の目を見ると懐かしさのあまり中身を開いて過去に振り戻ってしまうのは、整理整頓のレールから外れてしまいます。
これは、整理収納のご相談で結構ある質問内容だったりします。
過去の思い出に対する整理整頓は、「懐かしさ」という名の敵と闘う行動なんですよ〜
これに打ち勝つためには、中身を見ずにサッサと処分することが一番の早道です。
筆者は、これらを全て処分した後、納戸の中のスペースがポッカリ空いたのを見て「これだけ過去に占められていたんだなぁ〜」と感慨深かったですね。
とってもスッキリしました〜(^ ^)
とはいえ。。。。。
ちょこっとは「あの頃を読んでおきたかったかな。。」と思ってしまった自分がいましたけどね。。。(苦笑)
日記帳は昨年で購入するのを止めました。
なぜ止めたかと言いますと、個別で書くのが面倒臭くなったからです。
それまでは毎年文具ショップに行く度に、日記帳を買おうと思ってそのコーナーに行ってはあれこれ見て購入していました。
しかし1〜2年の間、3ヶ月くらいで書くのを怠るようになってから考え直しました。
手帳と日記に数千円かけるのにもったいないと思うようになった
手帳も日記帳もそれなりにお値段がかかります。
が、ちょっと記録として残したい日もあったりするんですよね。
そこで、手帳にプチメモ(一言日記)を書くようにしました。
今現在CITTA手帳を使っていますが、タイムスケジュールは24時まで表記されています。
筆者は22時台には就寝しますので、22時以降の欄を線引きしてメモ欄にしたのです。
そしてスケジュール部分で空白部分にもメモとして書くことが多いので、ある意味「日記」として活用しています。
こうして手帳にプチ日記を書くことで、良いことは次のモチベーションアップにつながるし、悪いことは反省点として振り返ることができるので、見直しなどが楽になりましたね。
長文を書かず、短文にすること
これが今の筆者のプチ日記なメモ書きのルールにしています。
短文の方が、わかりやすくてサッサと読み流せるのでいいかもしれないですよ(^ ^)
日記として書く、というよりも記憶・記録として残しておく程度にとどめている感じでいいと思います。
手帳は前年のみ、新しい手帳を使う時まで手元に残す
筆者はもう一つルールを作りました。
それは、過去の手帳は前年のみにして手元に残すようにすることです。
翌年に新しい手帳を購入して転記し移行したら前年の手帳は処分すること!
毎年自分の活動や行動をリニューアルしている感じです。
過去を振り返るのも1年前まで。
すでに今もどんどん自分自身がリニューアルしていますから。
新しいお付き合いの方
縁のある方
新しくお付き合いが始まる方がいたら、もうお付き合いがなくなってしまう方も当然います。
関係性が無くなった方をいつまでも保存しておくのは、人生のスペースとしてももったいない気がしていますので断捨離リストに入れています。
だんだんレベルアップした人間関係が築くことができているので、手帳も1年前までのを保管するだけでいいという判断をしています。
新しい手帳には、必要な部分は全て転記しているので今処分してもいいのですが、年によっては新しく始めている事項もあるので、そういう時は前年度のものが必要だったりするんですよね。
ただ前年のは見る機会があるかもしれませんが、2年前の手帳は保管してしまったらもう見ることがない・・・と経験上感じています。(職業として残しておかなければならない場合は別です)
そう決めると、今手元にある新しい手帳をしっかり活用して、1年間使いこなしていこうと思った次第です。
まとめ|昔の手帳の断捨離は自分の人生の切り替え
手帳や日記帳の処分を決意したことで、今あるものを大事にしていったり、新たに買う時には考えて決めたりなど、買い方の見直しのきっかけにもなったかなと思います。(広く見たら、ですが)
今回は手帳・日記帳ですが、家の中にはまだまだ断捨離決行しなくてはならないスペースがあります。
長年の家の中の「垢」が落とせる良い機会。
終活での断捨離は、結構楽しいかもしれませんね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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