出雲旅は連続2年目で、夫婦ともども楽しみにしていた旅でした。
「お互いが元気に歩けるうちに、50代は車の運転ができる地域範囲で旅行しよう!」と決めていたのと、出雲大社は資格取得などさまざまな良運をいただいた神社なので毎年参拝しよう!ということで出雲旅をすることに決めました。
当日は雨天の予報でしたが、ありがたいことに午後2時30分くらいまでは雨が降らず目的のそれぞれの神社に参拝できたのでラッキーでした。
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さて今回は出雲市から松江市〜安来市へ移動した旅のお話をお伝えします。
島根の魅力が色々と感じることが出来たルートになりました.
目次
出雲旅⑤:八重垣神社
八重垣神社は島根県松江市にあり、縁結びの神社として知られています。
私たちは出雲大社から山陰自動車道を利用してこちらの神社に向かいました。
(山陰自動車道を使って車で約50分くらいかかります。)
八重垣神社について
高天原から出雲の斐の川上に降り立った素盞嗚尊は、老夫婦(脚摩乳、手摩乳)と稲田姫が泣いている様を御覧になられ、八岐大蛇を退治し、稲田姫の命を御救いになったのです。
この時、素盞嗚尊は、斐の川上から七里離れた佐草の郷"佐久佐女の森(奥の院)"に、大杉を中心に『八重垣』を造り、稲田姫を御隠しになりました。八岐大蛇を御退治になった素盞嗚尊は、ご両親の脚摩乳、手摩乳の御許しを得て夫婦となり、この佐草の地に宮造りされ、御夫婦の宮居とし縁結びの道をおひらきになられたのです。「八雲立つ 出雲八重垣 妻込めに 八重垣造る その八重垣を」
という妻をめとった喜びの御歌から、『八重垣の宮』となりました。
"天つ神"素盞嗚尊と"地つ神"稲田姫命の御二柱は、この地で結ばれた出雲の縁結びの大親神様で在らせられます。この御二柱を主祭神とした八重垣神社は、古来より朝廷、国司、藩主の崇敬が厚く、御神徳高い神の国出雲の古社・名社として位置づけられております。
八重垣神社①:拝殿

縁結びの神社ですので、家族・仕事・プライベートに至るまで自分に関わる全ての方々に「良縁をいただくこと」、さらに「あたりまえの日々を送ることが出来ていることの感謝」の意を述べていきました。
良縁があってこその幸せの毎日を送ることが出来ているので、大小関係なく素晴らしいことであると思い、さらに未来に向かって継続されることを願って手を合わせました。
八重垣神社②:社務所(神札授与所)
夫と筆者がこの神社に参拝した一番のメインが、境内の奥にある ご縁を占う池「鏡の池」へ訪れるためです。
※八重垣神社の境内には、9つくらいの社が鎮座していますが、私たちは先に出雲大社にお詣りしているため、拝殿での参拝の後は天鏡神社へ進みました。(もちろん境内にある社に拝礼しています。)
ご縁の遅速を占うことで知られている「鏡の池」には、その池に浮かべるための占いの紙が必要で、社務所でお代を収めてその紙を持って行くようになります。(1枚100円)
余談ですが。。。
私たちはこちらで御朱印をいただき、筆者は名刺入れを購入しました。
名刺入れは、仕事で使いますし、会社での人間関係も含め仕事で良縁に恵まれるために買いました。きっとさらに素晴らしいご縁の仕事に出会えることを信じて、自分が持っている会社の名刺を即入れました笑
そして「鏡の池」に浮かべる占いの紙を夫婦で購入して いざ目的地へ!
八重垣神社③:天鏡神社

八重垣神社の奥の院(佐久佐女の森)があり、ご縁の遅速を占う「鏡の池」、そして天鏡神社が鎮座しています。
「鏡の池」に行く前に、しっかり良縁をいただけることを願ってお詣りをしました。
八重垣神社④:鏡の池

ご縁の遅速を占う池「鏡の池」があり、ご縁占いをすることが出来ます。
稲田姫命が八岐大蛇の難を避けるため、八重垣にお隠れになった時に飲料水とし、また御姿をお写しになられた池と伝えられています。稲田姫命の御霊魂が深く滲透した池は、ご縁の遅速を占う池として知られ、池の奥には稲田姫命をお祀りする「天鏡神社」が鎮座しています。
八重垣神社ホームページ「奥の院 鏡の池」より引用
ご縁といえば結婚とかを思い浮かべることが多いでしょうが、人間関係などあらゆる場面でのご縁を占うことが出来ます。


池に占い用紙を浮かべ、硬貨(十円または百円)をそっと乗せてください。早く沈めば(十五分以内)縁が早く、遅く沈む(三十分以上)と縁が遅く、近くで沈むと身近な人、遠くで沈むと遠方の人とご縁があると伝えられています。
恋愛、結婚等の縁に限らず色々な縁や願い事、また代理でその方を思いながらの占いもできます。
占い用紙は神札授与所にございます(一枚百円)。八重垣神社ホームページ「鏡の池のご縁占い」より引用
夫も筆者も占いの紙の上に10円玉をのせて 願いを込めて浮かべてみました。
すると5分以内には池の中に沈んだので、夫婦ともに大喜び!
早速願い事が叶いそうな気がして幸せな気分になりました笑
「占い」はどんな人でもワクワクするもので、楽しみながら心穏やかに占いの紙を浮かべるといいかもしれませんね。
出雲旅⑥:水木しげる記念館

昨年はまだ工事中だったので残念だったのですが(2024年は3月に出雲旅)、2024年4月にリニューアルオープンしていたのでやっと訪れることが出来ました。
「ゲゲゲの鬼太郎」ファンでこの館に行きたいと思っていて、その世界を観るのも嬉しかったのですが、作者である水木しげるさんの生い立ちにふれることが出来てよかったですね。
第二次世界大戦など戦争を経験されたくだりは、戦争を知らない夫も筆者も目に惹きつけるものがあり、画風を交えた説明を丁寧に読まさせていただきました。
2010年に放送されたNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」を観ていたので、水木しげるさんが生きてきた世界観や人生をドラマを通じてある程度は知っていましたが、こうして記念館で漫画とパネルで展示されているものを一つ一つ見ていると、ドラマでは描かれていない 生々しい慟哭のようなストーリーが胸に刺さりましたね。
筆者は、夫や息子が戦争に出征したら・・・と思うと胸が苦しくなりますし、夫や息子たちがこういう悲惨な経験をしてほしくないと心底思った内容でした。
この記念館に訪れた後、水木しげるロード内にあるおむすび店でおむすびを買ってお昼にしました。
なかなかのゆったり旅で、楽しめましたよ〜。
次回は安来市へ移動し、お宿に到着したお話をしようと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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