2024年12月、賃貸不動産経営管理士試験に合格することができ、とても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
2025年に入り、勤務先での賃貸部門を担当していることもあって資格証を登録するために実務講習を受講し、先日賃貸不動産経営管理士協議会に登録の書類を送りました。
登録の書類に不備が無く受理されれば、資格証を発行され無事に「賃貸不動産経営管理士」として名乗ることが出来ます。
そこで、この記事では忘備録として記しますので、あなたのお役立ちになれば幸いです。
目次
試験合格後、賃貸業の実務経験が2年未満は実務講習を受ける

試験合格した際、合格証明書と一緒に「賃貸不動産経営監視資格登録手続きのご案内」の書類が同封されています。
案内の資料に基づいて登録手続きをしていくのですが、賃貸業での実務講習を受ける対象なのかどうなのかが大事な項目となります。
賃貸業の実務経験が2年以上ある場合は、賃貸不動産経営管理士試験に合格したら勤務先などでその証明さえしてもらえれば資格の登録の手続きをすることが出来ます。
ただし下記の場合は、資格の登録のため実務講習を受ける必要があります。
●賃貸業の実務経験が2年未満である場合(宅建士資格所持者も同様)
●勤務先などで実務経験の証明が取れない場合
●試験合格後1年以上経っている場合
そして実務経験の証明か、実務講習修了した証明書がなければ、資格証の発行手続きをしてもらえません。
この記事では、筆者は賃貸業の実務経験が2年未満のため、実務講習を受けるということでお話ししていきます。
マイページ作成
資格登録をするためには賃貸不動産経営管理士協議会ホームページにてマイページを作成します。
これは受講料支払いの手続きやその他受講の流れなどが詳しく記載されており、Webで簡単に行うことが出来ます。
筆者の場合は、受講料に関しては会社側が決済していただけることになったのでコンビニストア決済を選び、受講票が発行される段取りとなりました。
実務講習料金は2万円
賃貸不動産経営管理士協議会ホームページ「賃貸住宅管理実務に関する実務講習」に記載されていますが、受講料は2万円でクレジット決済かコンビニストア決済になります。
ちなみに、勤務先の会社へ受講料の申請として領収証が必要な場合、ホームページに掲載されている電話またはメールにて問い合わせで「インボイス記載のある領収証の発行依頼」および会社名などを伝えると領収証を発行してもらえます。(個人の場合は改めての領収証発行は応じてもらえません)
受講料金支払い後受講票・教材が届く

受講料を支払った後、受講票と実務講習の教材が届きます。(受講票は本人限定受取郵便となっています。)
マイページにて実務講習をeラーニングで受講することが出来ますが、受講票には受講キーとなる数字が印字されているので、それを入力したら学習がスタートすることが可能です。
実務講習内容としては、賃貸業に従事している方でなくてもテキストを見ながらわかりやすく解説されています。
また、実務で関わっている方であれば復習として学ぶことができ、改めて従事している仕事内容を確認していくことができると思います。
受講票が届き、受講キーを入力してから60日の間にeラーニング受講するようになっていますので、筆者は休日の時などを利用して1ヶ月で修了しました。
修了試験が単位ごとに3回ほどありますが、仮に不合格になっても合格点に達するまで試験を受けることが可能ですので、本試験で勉強したことも含めて実務講習の学びを修了試験に活かしていくと合格点を取りやすいです。
全ての修了試験に合格すると、マイページ内で実務講習修了証が発行され印刷またはデータで保存できるようになっています。
資格証の登録申請

実務講習で修了証が発行されると、Webか郵送かどちらかで資格証の登録申請することが出来ます。
資格の登録料は、認定証カード発行希望であれば 6,600円(税込)、認定証カード発行希望しなければ2,100円(税込)を支払う必要があり、Webであればクレジット決済かコンビニストア決済、郵送の場合は郵便局窓口での支払いになります。
筆者は実務で必要のため、認定証カード発行希望を選んで支払いをしました。
宅建士証同様、認定証があると仕事に行かせるだけでなく、試験に合格した証しとして持っておきたいと思いますものね。
また筆者の場合は郵送を選びましたので、所定の書類に写真と郵便局の払込取扱票を貼って封書で送りました。(Webの場合は、写真などはアップロードして手続きしていくようになります)
おわりに
筆者自身、宅建士資格の次に賃貸業の国家資格を取得することが出来たので、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。
試験合格後は、登録手続きなど費用が少々かかりますが、認定証カードを携帯して仕事に存分に活かしていきたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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