2024年11月17日(日) 賃貸不動産経営管理士試験が全国の指定会場にて実施されました。
筆者は在住している山口県の会場で受験しましたが、5問免除の人数だけでも100人単位だったので、国家資格にレベルが上がってからは人気資格になってきている感じですね。
今回は試験が終わってからの振り返りとして、筆者が勉強してきたこの1年間を綴っていきたいと思います。
目次
筆者の自己採点は・・・
試験が終わった後、当日19時くらいから各大手資格学校より解答速報が発表されていましたので、早速自己採点をしてみました。
筆者は5問免除取得者のため、45問中32問正解し、5点足されて37点という結果です。(ただし、マークミスなどがなければですが汗)
結構ギリギリラインかもしれませんね。。。。。(2024年11月23日時点では合格予想点がインターネット上では34点or35点と出ています)
基礎的な内容を深掘りしている問題が多かった
インターネットでは各大手資格学校より講評されている内容を発表されていますが、基礎的な内容ながら今までとはちょっと視界を変えた問題が多かったような気がします。
過去問題集をただ解いただけでは解けないかも。。。
どの資格勉強も「過去問題集」に取り組むのは必須条件ではありますが、過去問題集を3回以上解けば試験に打ち勝てる時代ではなくなりました。
賃貸不動産経営管理師試験だけに限らず、どの国家資格の勉強でもこのことは同じだと思います。
ただ、過去問題集は基礎的な内容が根底にあるので、バッチリ習得しておく必要があります。
過去問題の解説をじっくり読んで理解することが大事
筆者の場合、過去問題を解いた後、解説を読み飛ばすことなくじっくり読むことに専念しました。
過去問題はその年その年の出題ですが、解説は出題に対しての解答だけでなく全体的な説明も書かれていますので、そこをしっかり読み込み、知識として充実させておく必要があると思っています。
これが今回の試験対策としてはプラスになっています。
試験日までの勉強の準備開始を1年間に設定して良かった
昨年 筆者は宅建試験の勉強に臨む時、賃貸不動産経営管理士試験も同時受験しようと考えた時期がありました。
実際、宅建試験と賃貸不動産経営管理士試験は勉強範囲として被っているところが多いため、同時受験してダブル合格を狙う受験生が比較的多いからです。
でも筆者はその考えをやめました。
これは当時の話になるのですが、吉野塾で受講していた筆者は塾長である吉野哲慎先生に相談したところ、「宅建試験が重要であり、まずはこの資格に合格することが先決です。まだまだ科目で苦手克服が出来ていない状態でダブル受験勉強して試験に臨むのは賛成しません」とアドバイスをいただきました。
宅建試験で苦手科目があり模試の点数もさほど良くなかったので、賃貸不動産経営管理士試験とのダブル受験勉強は無理だと判断しました。
その結果、宅建試験に合格し、この資格試験に集中することが出来たのです。
1年は長いが、ゆっくり勉強するには充分な期間
筆者は、昨年宅建試験の合格発表があった翌月(12月)から昨年の過去問題集を購入して問題を解いていき、独学にしようか資格学校で学ぼうかを考えながら勉強を進めていきました。
筆者の性格上、独学ではなかなか勉強に身が入らない時期があるかもしれない。。。と思い、資格学校TACの通信講座を選んで、2024年2月から開始されてからゆっくり勉強することにしたのです。
関連記事:賃貸不動産経営管理士試験の通信講座①〜入門講座編〜
筆者は勉強するのに焦って行なうとやる気が削げるので、じっくりやっていく方が性に合っていると自負しています。
なんでも焦りは禁物。知識も定着しづらいし、テキストや問題を読み飛ばしてしまうことが頻発するので、忍耐力は必要ですがとにかく時間をかけて勉強していくことが意外と試験に余裕持って臨めるのかもしれないですね。
全国模試・直前答練の問題を繰り返し解くことと解説を熟読する
試験日まで残り1ヶ月を切った時期の頃、TACの通信講座の講師がオススメされていたのが、過去問題集の復習以外に「全国模試」と「直前答練」の問題を繰り返し解くことでした。
他の問題集をやるのではなく、講座であつかっている模試と直前答練のみをやっていくことが先決であると云われていました。
学んでいる講座の講師の学習の進め方やアドバイスは必ず実行すること!
これが本当に大事です!筆者は実直にその通りにしました。
この繰り返しの勉強をしていたので、試験でも役に立ちました。
これで合格しているといいなぁ。。。と思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
関連記事:❶賃貸不動産経営管理士試験を受けるきっかけとは
❷賃貸不動産経営管理士試験の勉強は独学か通学(通信)かを考える