前日、令和4年度の宅建士試験が実施されました。
試験前日と当日とで勉強してきた内容について、自分なりの体験したことをお話ししていきます。
今から宅建士試験の勉強する方へ少しでもお役に立ちましたら幸いです。
目次
前日の勉強量
フルタイム勤務の会社員ですので、試験日は休めても前日などはなかなか休みが取れません。
それでも試験日は必ずやってきます。
その時に過ごすメンタルなどをお伝えできればと思います。
実は会社出勤日でしかもハードな一日
試験日前日、ガッツリ仕事をしていました。
勤務中は勉強する時間なんてほぼ取れず、仕事に追われていました。
筆者自身、気持ちを切り替えて「今日は仕事に集中しよう!」と思って過ごしましたね。
こればっかりは会社員なので、会社の仕事がメインになるのはあたりまえですからふだんの勉強が大事だなぁと思った次第です。
ガッツリ勉強せず一覧表だけを見る
とにかく勤務中の休憩時間や帰宅してからの時間帯は、とにかく区分所有法や宅建業法で必要な一覧表をとにかく暗記していました。
過去問からして毎回出題される、関連性のある一覧表を覚えるようにしたのです。
とにかく「これは絶対間違えない!」という気負いでテキストのページを読み込みました。
試験当日の勉強量
さぁ、試験当日。
試験場までは結構距離があり、主人の好意で車で連れて行ってもらいました。
乗車中、主人とはふだんと変わらない、たわいない会話をしていたように思います。
筆者は車の中では文字を読んだりすると酔ってしまうので、なるべくテキストなどを見ないようにしていました。
その点、電車などの移動の方が勉強時間が取れていいかもしれませんね。
試験開始前の説明が始まる時までやること
主に「統計」を覚えました。
毎年夏くらいには最新のデータを発表されるので、筆者の場合、吉野塾の講座の受講生なので資料としていただきました。
とにかく「統計」に出ている数字と 上がっているのかor下がっているのか これをしっかり覚えるように心がけましたね。
主な見直しをしぼる
前日の学習内容と同じく、区分所有機や宅建業法などに出てくる数字や一覧表を確実に覚えるようにしましたね。
ガッツリ勉強は出来ないですし、リラックスする気持ちはとても大事だと思います。
試験の2時間のためのトイレ対策
筆者の場合は、試験日の当日、水分を取ったり食事量をかなり控えました。
試験会場への移動を含め、2時間の試験時間を体調を万全にしておく必要があります。
試験は午後1時から始まります。
朝食から水分も食事も控えました。
昼食も125mlの紙パックのお茶と小さなおにぎり1個のみ。
試験会場の移動中や試験中に急にトイレに行きたくなったりしないように、食べるものは極力少なくしたのです。
急に胃腸が悪くなったり頭痛がしたりなど、試験の当日は何かと体調を崩しがちになる時があります。
食事一つにも体調に気を遣うことはとても大事なのです。
この小さな自分の身体への気遣いが、試験への集中力に繋がるんですよ♫
試験で問題を解く科目の順番が大事
宅建士試験は、一般受験者は50問を2時間で解いてマークシートに書かなければなりません。
1問に2分くらいしかかけられない、時間的に超ハードな試験なのです。
だから問題を解く順番が試験対策の一つになります。
①まずは「5問免除」から解く
一般受験者は解く問題が50問あります。
宅建業者に勤務していたら、その年に宅建士試験を受けることを前提に登録講習を申込み受講でき、登録講習終了者証明書をもらえたら、50問中 問46〜50問までの5問が免除される制度があります。
筆者は宅建業を兼務している建設業にいながら、この制度があることをすっかり忘れていました💦
よって一般受験者として試験に臨んでいます。
この5問免除の問題は、その年最新の「統計」を暗記し、過去問で復習したらおおよそは解けます。
問48「統計」は暗記なので、一番最初に回答しました。
それから問46から問50までを一気に解きました。
②「宅建業法」から解くと気持ちが落ち着かせ「法令」を解く
①の答えを書いたら、次は宅建業法。
過去問を含めてかなーりやりましたから、問題の読解力は早かったし確実に答えを導き出すことができました。
ただ、法令では問題によって早く解けるもの、時間が少しかかってしまったのがあり、前半戦は時間がわりと押してしまいました💦
③権利関係は魔物が棲んでいる(苦笑)
令和4年度は、筆者としてはかなーり難問でした。。。
一つ一つの選択肢に関して、すぐ正解がわかるのと、どっちが正しいか迷うものが入り混じりで、すごく四苦八苦しました。
権利関係は試験までの終盤はあまり時間がかけられず、ガッツリ復習出来ませんでした。
こういう勉強の姿勢が響いているかと思います。
まとめ|やっぱり宅建士試験は奇問難問が多いけど基礎が大事
宅建士試験は、毎年15%前後の難関です。
勉強自体、一朝一夕には成り立ちません。
今回の試験で、どんなに奇問難問があっても基礎をしっかり定着していたら答えられる問題だったかもしれないなぁと筆者は感じています。
今回、試験前日・当日に行った体験が、受験するあなたにお役立ていただけると幸せます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。