インテリアコーディネーターの資格を活かして、インテリアコーデだけでなく、発達障害・身体障害を持つ次男の育児経験による、お片づけ苦手を活かした整理術カウンセリングを行なっています。
また風水インテリアのルーティン化するアドバイスもお伝えしています。
今回はキッチンでのインテリアでオススメするポイントをお話ししていきます。
筆者のインテリアのご相談の中でも水回りの項目が結構多いです。
特に今回お話しするキッチン部分がトップかもしれません。
そこで共働き家庭でのご相談がよくありますので、その内容と筆者の経験も合わせてお伝えしたいと思います。
では、キッチンルームを快適に使用できるポイントをおさえていきましょう。
共働きのキッチンでは食洗機を導入しよう
筆者は大学を卒業し、結婚して出産・育児期間もパート勤務もしたことがありますが、ほぼフルタイムの会社勤務を継続しています。
その時真っ先に我が家に導入したのは・・・
食洗機
自動で食器類を高温洗浄し乾燥もしてくれるスグレものです。
キッチンがシステムキッチンとして多機能になってきたからは、ビルトイン食洗機(設置場所がシンク下やキャビネットに食洗機が備えられている)として利用されているご家庭も多いのではないでしょうか。
25年以上前の当時はまだ6人家庭用という据え置きの大型食洗機が存在し、我が家はちょうど6人家族だったのもあり毎日フル稼働していました。
朝は忙しく、夜はバタバタしている毎日。
しかも食器の数がハンパなく多いので(朝食だけでも家族分の食器が最低24個くらい使用する)、手動で皿洗いをしていたら時間がかかり水量もかなり出てしまいます。
しかも冬になると水やお湯を使うので、手荒れがひどくアカギレやしもやけばかり出来てしまい、カットバンと塗り薬だらけの手をしていました。
おかげで筆者は超ストレス😓
それを解決してくれたのが「食洗機」です。
一番嬉しかったのは、手荒れでのアカギレやしもやけが激減したこと(^ ^)
食器を入れてボタンを押すだけでほっとけるし、帰宅した頃には食器がすぐ使えるのでもう便利便利!(通常の食洗機は給排水工事が必要です。)
家事で時短できるツールがあるなら、積極的に使った方がいいと筆者は思っています。
ちなみに筆者の食洗機は、結婚当初から据え置きタイプ。
家を建てる時、キッチンコーナーには設計段階で食洗機を置くスペースを作ってもらうことを伝え、キッチンでの動作などの邪魔にならないように食洗機が鎮座しています(笑)
我が家はシステムキッチンですけど、ビルトインタイプにせず据え置きタイプの食洗機にこだわっています。
これには理由があって。。。。
仕事の経験上、ビルトインタイプの食洗機は、故障や経年劣化になった時吸水管や排水管からの水漏れなどがあっても気が付かないことが多く、キッチン下が水浸しになっている修理前のご家庭の現場を何度も見たことがあります。
水浸しになったキッチンないのキャビネットの中を掃除するのにとても時間がかかり、心身ともに疲れた経験をしたくなかったため、据え置きタイプにしました。
その点据え置きタイプはキッチン内に設置されているわけではないので、キッチンのキャビネット内などの水漏れの心配は少なくてすみ、食洗機自体を買い替えれば大丈夫です。(食洗機のタイプによっては給排水工事の必要があります)
そして食洗機は、ちょっとした食器置き場所にもなりますしね。
据え置きタイプの食洗機は、スペースがあれば5人〜6人家族タイプをオススメします。
食器は食洗機に入れやすい形がいいと思います。
下記の食洗機は、パワフルですし4〜5人家族であれば結構余裕で食器が入ります。
たいていの共働きのご家庭は、使う食器が決まっていることが多く、食洗機で洗った食器を再度使うことがホントに多いんです。
働くママは、ちょっとした手間を省きたいですもんね。
余談ですが。。。
ビルトイン食洗機の場合は、何事もなく動いていても1年・5年・10年と定期点検されることをオススメします。
特に毎日使っていると部品は摩耗してくるものです。
できれば新品に部品交換してもらうといいかと思います。
逆に全く使わなかったりしても部品は経年劣化していきます。
新品のままではありません。
仕事上の経験で、「(ビルトイン)食洗機を5年以上全く使っていないのに、いざ久々に使ってみると水漏れになりました」というご相談がありました。
使わなくてもよく使っても、家電商品は消耗品ではあるので、定期点検はしていただきたいですね。
どの家電商品にも言えることですが、前日まで元気に動いていても翌日突然動かなくなり故障してしまう・・・なんてことはよくありますので。。。
さらにちなみにですが。。。
食洗機に備え付けられているゴミ受けフィルターは毎度キレイにしておきましょう。
あまり溜まっていると、故障の一因になります。
家事負担が軽くなるきっかけになれば幸いです。
目次
調理器具は使う道具が決まっていると整理整頓しやすい(持っていると便利な調理器具・調理道具)
最近のキッチンはシステム化されており、シンク下収納は引き出し式が標準で、調理道具などが取り出しやすくなりました。
働き方・在り方のさまざまなタイプのご家庭で、調理器具などの数や道具の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
実は調理道具などを置く場所や種類などをご相談いただくことが意外とあるのです。
料理や食べ物に関する仕事をされているのであれば、調理器具や道具をこだわったり、数多くの道具をそろえたりするのは必要ですが、一般的なご家庭の場合は、だいたい同じ調理道具やアクセサリーを使用することがほとんどです。
特に共働きの場合は、オールマイティに使える調理道具をそろえた方が料理に要する時間や片付けなどが楽に仕上がりますよね。
ちなみに筆者は、アサヒ軽金属の調理道具を使っています。
○フライパン「オールパン」の22㎝と26㎝の2種類
○なべの幅17㎝×高さ13㎝の小鍋「天使のなべ」
○活力なべ(いわゆる圧力なべ)
これらの道具を15年以上使っています。
他にもなべ幅22㎝×深さ10㎝のなべも10年くらい使っています。
2種類のフライパンがフッ素加工が剥がれ経年劣化が著しかったので、アサヒ軽金属の「おなべの病院」に出し、新品同様にキレイになって手元に戻ってきました♪
アサヒ軽金属のフライパンは、長年の使用でフッ素加工が剥がれたりフライパン自体が歪んだりすれば「おなべの病院」に再加工依頼をすることが出来ます。(フライパンの蓋は対象外です)
そこが筆者としてはこの道具を選んだ魅力でもありました。
フライパン本体のみですが、再加工料金は種類や大きさ問わず 一律6,050円(税込:送料は別途負担)で「おなべの病院」に送れば、約3週間後には元気なフライパンとして送られてきます。(「おなべの病院」からの送料はアサヒ軽金属の負担)
フライパンをこよなく愛し、長く使いたい方は、再加工依頼がオススメです。
「おなべの病院」に入院している(笑っ)間は他のもので代用したり、代替フライパンでの使用となりますが。。。
それまでは色々なフライパンを使ったりしていましたが、やはり長年使っている道具が生き残っていますね。
他の調理道具で我が家に長いこと使っているものがもう一種類。
それは 包丁 です。
万能包丁と菜切包丁が1本ずつありますが、かれこれ28年目に入りました。
新婚旅行に行った島根県安来市で「安来包丁」を購入してから、毎年包丁研ぎをしながらずっと使っています。
こうして道具一つ一つを丁寧に使っていけば、結構長持ちして料理をする手間時間を計算出来たり、時短しやすかったりします。
道具の個数をむやみに増やす必要もなくなりますし、それなりに整理しやすくなりますよ。
長年使う道具があれば、出し入れする場所も当然決まってくるので、キッチンでの行動範囲が決まっていきます。
その他にも色々と調理道具がある中で、なかなか便利だと思っているのが、米とぎボウル。
【質問です】
米を研ぐ時アナタは炊飯器の釜で米とぎしていませんか?
筆者自身、結婚する前も後も炊飯器の釜で米とぎをしていました。
それが、結婚して主人の転勤で大阪に住んでいる時、知人から米とぎボウルを引越し祝いでプレゼントしてくれて、そのボウルを使うようになってから米研ぎが楽になったんですよね。
炊飯器の釜で米とぎをすると、意外と小キズまみれになっています。
釜の内側にキズが多いと
○お米の炊き上がりが美味しくなりにくい
○釜の機能劣化が早くなる
、、、と言われています。
また、米とぎをしてとぎ水を捨てる際、大事なお米まで流れてしまったり、とぎ汁がなかなかキレイに捨てられない、、などのちょこっとしたストレスがあったりします。
それを解消するのが、米とぎボウル。
筆者のボウルは、今では当時のボウルはキズまみれになったので買い替えて使用しているのがコレです。
ライクイット ( like-it ) ざる ボウル Colander&Bowl 米とぎにも使える ザルとボール ザル:Ф22.7×高10.4cm ボウル:Ф23.7×高10.7cm グレー 日本製
しっかりお米をとぎながらも お米が流れにくいという利点があります。
しかも材質的には丈夫です。
ちなみにこのボウルは結構スグレものでして。
筆者の場合米とぎ以外では、野菜の水切りにバンバン使っています。
ざるとボウルを一緒に使えば、水切りしながらサラダが作れますしね。
また100度くらいの熱湯にも耐えられる容器なので、うどんなどの麺の湯切りなどにも使用しています。
さて
こだわったオススメポイントとして調理器具や調理道具をご紹介しましたが、キッチン用品はシンプルに数を抑え、多様な使い方が出来る道具があると良いですね。
キッチンインテリアは、掃除しやすくて使いたい時に取り出せるスッキリした配置にしていくことだと筆者は思っています。
キッチンは誰もが使えて誰もがキレイに使う場所にする
昨今女性だけでなく、子どもや男性が料理を作るのがあたりまえになってきました。
終活でも夫婦ともに料理を作ることが、大事な行動になりつつあります。
誰もが料理が出来、誰もが片付け、誰もが整理整頓出来る
これが共有するコンセプトですよね❗️
家族で、夫だけでなく、妻も働くことがあたりまえになりました。
子どもも自分で出来ることは自分でやる精神は、生きていく上での躾の一つだと筆者は思うのです。
▷食べることは生きること
▷食べた後は片付けること
▷片付けることはムダな時間がなくなること
誰もが料理をしたり片付けたりすれば、誰かがやらねばならない負担がなくなります。
外食もテイクアウトの料理も暮らしのメリハリとしては大事な事です。
でもやっぱり自炊をすることが家計などの経費削減であり、家族の会話を増やす良いきっかけにもなります。
家族の笑顔はキッチンから♬
毎日必ず立つ場所だからこそ、家族が笑顔で過ごせるようにしていきたいですね!
●他に家についてのこだわりポイントをお伝えしています。