エンディングノートを記入し始めてから1年近く経ちました。
「終活」を意識してから、全く更新せず興味がなくなったSNSをアメブロとこのブログ以外は全て退会したり、家の中にある本や服なども読まなくなったり着なくなったりしてものを処分したりなど、定期的に断捨離を行なっています。
さまざまな断捨離を行なっている筆者が、今回は銀行口座について自分なりの終活の考え方を述べたいと思います。
目次
銀行口座をいくつかしぼっていく

エンディングノートを記入していると、銀行口座についてのページが2ページ分くらい設けられています。
人によって使用している口座の数は多かれ少なかれありますが、「管理する」という考え方に立場を変えた時、口座の数があまりにも多いのはどうかなと思うことがあります。
終活として口座の見直しは必須問題で、特に個人情報が絡むため遺族がやりやすいようにしておくことが大事です。
自分の銀行口座は日頃使っているか
筆者の場合は、銀行以外に証券会社の口座も持っており、ざっと5種類あります。
給与や生活費などの銀行口座は今年に入ってから1つにしぼりました。
なぜそうしたのかと言いますと、日常生活でのお金の流れが一目瞭然で、子育てが一段落したのもあって引き落とされる項目も2つくらいしかないため、管理しやすいからです。
その他の4種類は、趣味の旅行を含めてふだんの楽しみのため、そして老後資金のために短期・長期の貯蓄口座です。
投資信託とちょこっと行なっている株などを含め、目的を決めて貯めていますが、口座数は多くしないようにしています。
全てスマートフォンのアプリで確認ができるので、管理が楽になりました。
ただ、銀行口座もネット証券の口座もID・パスワードは必須であり、本人でないと開示されないため、エンディングノートにはそのことは必ず記載しておく必要があります。
不要だと判断する基準
今までいくつか銀行の口座を持っていましたが、1〜3年以内に使った形跡がないものはスッパリ解約しました。
10年くらい使用せず据え置きしていたら自然に解約されるみたいですが、昨今色々な犯罪が起きているのを見聞きしているので、「使わない」と思った口座は銀行で解約の手続きをしました。
引き落としの銀行を1つにしぼったおかげで、一昔前までは項目ごとにそれぞれの銀行に行ったりしていましたがその必要がなくなり、ムダに車などの労力も出さずに済むのもラッキーだと考えています。
ネット銀行の口座だと目的別口座が設定できる
筆者は、ネット証券口座で目的別口座を設定して、それぞれ貯めるようにしています。
楽天証券(楽天銀行)や松井証券(マツイバンク)など、ネット証券・銀行の口座では、目的別口座を設置して一括管理することが可能です。(手続きはネット上で簡単に出来ます)
給与など利用している銀行口座と紐づけていると、インターネットで振込手数料が無料で送金できるなど、利便性が高いし、いちいち銀行に行く手間が省けます。
アプリでの確認になりますが、お金の可視化が出来ていいのではないでしょうか。
メインの銀行口座で引き落とし・デビット決済の手続きのススメ

メインの銀行口座で、引き落としやデビット決済の手続きを済ませておくと、自分に万が一何かあった時、遺された家族が解約の手続きをするのがとても楽です。
筆者自身が今銀行口座を1つにしてネットし証券口座数も限定しているのは、その理由が大きいですね。
引き落とし項目も限定しておく
筆者は、今のところ自分の口座から引き落とされる項目は2つになり、精神的にも楽になっています。
子育てが一段落してから、引き落とし項目をかなり少なくしました。
引き落とし項目を少なくするために、なるべく現金払いをメインにしているからかもしれません。
給与など収入の範囲内を考えると、引き落としやクレジット払いが多いと貯蓄や自由に使えるお金が減ってしまう・・・という心配が多くなってしまうからですね。。。
クレジット決済の場合はデビット決済にしている
デビット決済の方が口座にお金がないと引き落とされないですし、購入できる金額のものしか決済しないので、いつの間にか購入している金額が増えているということはなくなりました。
このデビット決済は、この度1つにしぼっている銀行で手続きをし、インターネットバンキングにもしたので、どのくらい残金があって商品が購入できるかを考えることが出来ます。
ちなみにクレジット決済が必要な時は夫のみに限定し、項目も限定し、多用しないように心がけています。
銀行口座などの断捨離は、筆者が敬愛しているやました先生が監修している本を参考にしています。
エンディングノートに銀行などの口座・暗証番号やID・パスワードを記載することはもちろん、引き落とし項目なども併せて記載しておきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。