インテリアコーディネーターの資格を活かして、インテリアコーデだけでなく、発達障害・身体障害を持つ次男の育児経験による、お片づけ苦手を活かした整理術カウンセリングを行なっています。
また風水インテリアのルーティン化するアドバイスもお伝えしています。
筆者はいくつか断捨離をしていますが、その中で子どもの幼少期〜小学校時代に使っていた知育教材や絵本を処分したお話をします。
幼少期は絵本や音楽・英語教材などの読み聞かせをよく行なっていました。
でも成長するにつれてその教材などの興味が薄れ、納戸の肥やしとなってしまっていました。
でもある日、全てを処分することを決めました。
この「捨てる」に至ったいきさつについて語りたいと思います。
目次
▶︎知育教材は「捨てる」と決めるまで時間がかかる
・昔使っていた高額だった知育教材を処分するきっかけとは
・譲渡する考え・将来の子ども(孫)に託したい考えに対しての筆者の回答
▶︎絵本や書籍は売却と譲渡と廃棄とで処分先を分ける
・絵本を断捨離する時の筆者が考えた方法
・古本屋で売却する、保育園と知人に譲渡と寄付をする、そして処分する
目次
知育教材は「捨てる」と決めるまで時間がかかる
昔使っていた高額だった知育教材を処分するきっかけとは
インテリアのご相談を受けたこともありますし、筆者も経験があるのですが、知育教材を処分すると決めるには結構時間がかかります。
なぜかと言いますと、知育教材は高額であることが多く、処分するにはしのびないと考えてしまうからです。
メルカリやリサイクルショップなどに出すやり方もあるのですが、一般的にたくさん販売されている教材であれば、なかなか自分の言い値では売れない場合があります。
だから思い切りが必要だということなのです。
筆者の場合もそうでした。
英語教材は当時約60万円くらいしましたが、子どもたちが「やってみたい!」という声に負けて現金購入し、小学校に入る前までどの子もよく使っていました。
しかし子どもそれぞれが成長するにつれて、その教材を使う機会がなくなってしまいました。
それからずっと納戸の奥にしまったままになっていましたが、50歳を過ぎたので思い切って処分することにしました。
教材を使ってから10年以上経っていたのもあって、サッサとゴミ袋に入れていきましたね。
CDをかけたりカードを使ったり・・・
懐かしい思い出がよみがえりました。
幼少期の子どもは、好奇心がいっぱいで集中力も素晴らしくあるので、知育教材を使ってともに過ごすのは楽しい時間でしたよ〜^_^
良い思い出のままで処分することは、筆者にとってはスッキリして良かったです。
譲渡する考え・将来の子ども(孫)に託したい考えに対しての筆者の回答
ご相談者の中ではそう思うことが出来ない方もいらっしゃいます。
教材が高額だったから「誰かに譲りたい」「将来子どもが結婚し孫が産まれたら託したい」と考えてらっしゃる方もいます。
でも。。。
時代は進化します。
教材も時代のニーズに合わせて進化していくものです。
「誰かに譲りたい」と言うご相談者様への筆者の回答
▷譲る相手を誰にするのかを決める
・身内・メルカリなどのフルマサイト・フリーマーケットでの出品
・無償で譲るのか、自分で決めた値で売るのかを決める
→売る場合は、相手が買ってもらいやすい金額で売ること。欲を出さない。
→フリマサイトなどで一定期間内で売れなかったらいさぎよく処分する方向で
考えること
▷譲ると決めて相手に渡すまでの期間を決める
期間を決めることで物の断捨離を先延ばしにしないことが目的
「子どもに教材を託したい」と言うご相談者様への筆者の回答
▷子どもが18歳〜社会人になった頃に要るかどうか確認する
また、子どもが結婚などで生活状況が大きく変わった時点で要るかどうか確認
する
→必要であれば無償で譲り、不要であれば処分する
▷子どもの家庭に自分の教育方針を押し付けないようにする程度で保管している教材が必要かどうかを確認してみる
→必要であれば無償で譲り、不要であれば処分する
また譲った後で不要な状況になったら自分たちで処分する方向性でいること
どんな状況になったとしても、保管している教材を押し付けるようなことを
してはいけない
子どもが成長し結婚したら、教育方針は家庭によってマチマチです。
その時代になったらそれなりに良い教材があるので、保管している教材が役立たないことがだってあるのです。
子どもには子どもの好みや教育方針があると思いますので。
不要と子どもが判断したらいさぎよく断捨離することをオススメします。
その時には役立った知育教材。
充分子供の成長の中で元は取れていると思います。
絵本や書籍は売却と譲渡と廃棄とで処分先を分ける
絵本を断捨離する時の筆者が考えた方法
絵本については筆者自身、子どもたちによく買っては日中や夜寝る前には読み聞かせをしていました。
童話館ぶっくくらぶで毎月購入したり、セットで20冊くらいをまとめ買いしたりなど、絵本には結構お金を注ぎ込んでいましたね。
それだけ子どもたちは絵本を読んであげることに心待ちにしていて、3歳くらいになると自分で本を手にして読んだりなどしていました。
気に入っている本は、何度も読むのでページの紙がどんどんボロボロになっていきます。
破けるので、結構テープだらけになったりしている本もありました。
当然落書きもあるので、後で振り返れば歴史を感じます。
ただ子どもたちが成長すると、絵本も書棚の中で鎮座しているだけになります。
もう絵本を手にすることはなくなっていました。
末息子が小学校3年生くらいになってから絵本を処分することを決めました。
なんせ絵本が150冊くらいあり、書棚を圧迫していたからです。
そこで処分をする時に3つの方法を考えました。
▷売却
→古本屋、リサイクルショップ、フリマサイト、買取サイト
▷譲渡・寄付
→身内・知人など欲しい人にあげる、保育園などの施設に寄付
▷処分
→住んでいる地域のゴミ処理日やリサイクルセンターに出す
我が家の絵本は、よく読んでいたものとほとんど読んでいないものとハッキリ分かれていました。
どんなお子さんでもそうだと思いますが、好き嫌いが必ず存在します。
よって汚くなっている絵本とキレイであまり傷んでいない絵本とを分ける事ができました。
古本屋で売却する、保育園と知人に譲渡と寄付をする、そして処分する
最初フリマサイトなどを考えたのですが、当時は手続きが面倒に思えて。。。
筆者は夫と話し合い、地元で絵本や古書を専門に扱う古本屋さんがあったので、厳選してキレイな絵本 約70冊くらいを持ち込みました。
すると結構高値で引き取っていただきました。
絵本の種類や内容によっては、高く売れる本があります。
ちなみに昔から親しまれている本ですでに絶版になっていたりすると高く買い取っていただけたりします。
またその古本屋さんは、古書や絵本の高額買取やネット販売が有名な本屋さんだったのも「売却」を選んだ理由の一つです。
そして約50冊の絵本は、欲しいと希望していた知人にあげたり、昔子どもたちが在籍していた保育園に連絡し寄付しました。
まあまあ傷が入っていたりページにシワがあったりして、使用感はバッチリありますが、本の状態を見て「欲しい」と言ってくださったので譲る事ができました。
必要としてくれる方に、我が子どもたちが読み込んだ絵本が渡り読み継がれていくのであればこれだけ嬉しいことはありません。
上記以外に残った絵本は、もう表紙も中身のページも破れたり落書きなどでボロボロになってしまっている物ばかり。
状態がすごく悪いので、リサイクルセンターで処分しました。
捨てる前に子どもたちに見せると、懐かしがっていました。
「よく読んだよね」「この絵が好きだったなぁ」とか言っていましたね。
余談ですが、
20歳で結婚した次女は、出産してから絵本を買って読み聞かせをしているようです。
娘自身が幼少時に読んでもらうのが楽しかった記憶があるそうで、経験で絵本を知育教育の一環として購入しているみたいです。
絵本は知育教育の代表的な一つですし、親子とのキズナを結べる良い存在でもありますが、その先の手放し方法も追々考えていくといいかと思います。
知育教材や絵本は将来の子どもの生きやすい環境を作ってあげる役割
今子どもの習い事に対して、お金の糸目をつけない親御さまが多くなってきているそうです。
これは、ファイナンシャルプランナーで仕事をしている友人が言っていました。
習い事を含めて知育教材を買い求めている方も多いです。
こうして知育教材や習い事にお金をかけるのはなぜでしょうか?
「子どもの今からの学歴や就職に少しでも有利になるように」が目標だからという意見がご相談者様からお聞きした事があります。
でも実際の伸びしろがあるのは、知育的な勉強でも習い事でも「出来た!!」という成功体験で自信を持てる事だと筆者は思うのです。
成長に合わせた適材適所の時期に、知育教材や絵本を利用し、好奇心や学ぶ楽しさを覚えることでさまざまな環境に対応して生きやすい生活をしていくこと。
「子どものために」という大義名分はやめて、「ステップアップする」という、常に親も子どもも学びのアップデートをしていくことを知育の考えとして持っておいた方がいいと思っています。
すると次の教育のステップに進める事ができます。
子どもの未来は明るいものにしていくことが親の願いですので、親と子のキズナは常に念頭に築いていきたいものですね。
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