2024年4月下旬 一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会より賃貸不動産経営管理士試験に先立って5問免除講習の会場が発表されました。
5月初旬から実施団体3つより講習の申し込みが順次できるようになります。
目次
実施団体は3つある
2024年4月25日に会場一覧がホームページでホームページで確認できるようになり、地域ごとに実施日と場所、実施される団体が表示されています。
在住している地域や会社が休みの日で選ぶ
東京など関東圏は実施される日程が多いのですが、地方になると選ぶ日にちがほぼ決まっています。
ただ勤務先や日程の都合で、住んでいる地域にこだわらなくても近隣県の会場でもいいのかなと思います。
実施団体は3つ
5問免除講習が実施される団体は3つあります。
❶(公財)日本賃貸住宅管理協会:日管協
❷(一社)全国賃貸不動産管理業協会:全宅管理
❸(公社)全日本不動産協会:TRA
受講料は 22,198円(税込)です。
❶日管協と❸TRAの団体の受講料は18,150円ですが、テキスト「令和6(2024)年度版 賃貸不動産管理の知識と実務」の代金が別途必要なので、合計したらどの団体も同じ受講料になります。
5問免除の受講料は高い
受講料が2万円くらいかかるので、宅建試験の5問免除並みに高いです。。。汗
会社支給のところもあるかと思いますが、筆者の場合は自費(後日請求になる)なので結構考えてしまう金額ではあるんです。。。
それでも試験合格のために頑張る費用ですから申し込みます!
5問免除講習を受ける必要性
賃貸不動産経営管理士試験の5問免除講習を受けるにあたり、メリットがあるのかどうかは結構インターネット上でも論議が分かれているようです。
ここで筆者の考えを述べていきたいと思います。
賃貸不動産経営管理士5問免除講習を受けるメリット
試験時間は120分で問題数は50問あります。
それが5問免除講習で修了試験に合格していれば問題数は45問となり、同じく試験時間120分を使えるのでこれだけでも最大のメリットだと思います。
ちなみに宅建試験では、5問免除講習を受けて合格したら50問中45問で試験を受ければいいのですが試験時間が10分短くなってしまうので、それなりに問題にかける時間を考えながら解いていかねばなりません。
ただ受講料が2万円くらいかかるし、1日分の時間と決められた日に合わせないといけないので大変だと思うのですが、その料金で5問分本試験で受けなくて済み、宅建試験と違って試験時間をめいいっぱい使えるのですから考えようによっては安いかもしれないです。
お金をかけて問題数を買い取り有利に進めているのですから、試験に合格しよう!とやる気になりますね。
賃貸不動産経営管理士5問免除講習を受けるデメリット
5問免除を受けて問46〜50が免除になりますが、どの問題範囲について免除になるかが決まっていないのが最大のデメリットです。
宅建試験の場合、5問免除の対象項目は決まっていて、講習を受けて修了合格していればその項目は勉強しなくて済みます。(住宅金融支援機構・景品表示法・統計・土地・建物が例年46問〜50問に出題されることが決まっていて5問免除講習の項目になっているため)
よって全体的に勉強をしておかなくてはならないので、5問免除講習を受けることに意味があるのか?という疑問があるかもしれません。
とはいえ、この講習を受けることで「賃貸不動産経営管理士試験」の復習になるので、筆者は大きなプラスととらえています。
確かに5問免除講習の受講料が高いこともデメリットかもしれませんが、先述の通り、本試験で5問分受けずに済むのであればそれはそれでプラスですよね。
国家資格であり、決して楽して受かる試験ではないので、しっかり勉強して臨みたいと思います。
講習の申し込みは早めにしよう!
筆者が受講する日の会場枠が意外と少ないので、早めに申し込み手続きをしました。
受講料が高いですけど、試験に合格する道が少しでも近づくことができればと思い、発表があった日に申し込むことにしました。
日程もそうですが会場枠が決まっているので、人数締め切りで他の日にちと会場を探すことが無いようにしましょうね!
さて、5問免除講習も大事ですが、毎日勉強を欠かさず頑張っていこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。