先日、自宅の納戸を整理していると、夫と筆者の結婚したての頃や子どもたちの幼少期の写真やネガ等が多く出てきました。
【思い出用ラック】なるものを設置し、そこにアルバムや作品集などを保管しています。
子どもたちが成長し独立したりして、学校関連から離れていく時期が断捨離できるタイミングなので、我が家もこの際ガッツリ整理することに決めました。
そこで、筆者の写真やネガ整理について、どのような過程で行なっていったかをお伝えしますね!
目次
写真は必要なシーンだけを残す
今の時代、スマホで写真撮影が多くなり、かなりの枚数を保存したままの方が多いと思います。
また一昔前では写真を現像するまでは行っているものの、整理せずにそのまま箱か何かに入れっぱなしだったりしますよね。
でも何らかしかの時期には、整理しなければならない時が必ず来ます。
そこで、筆者オススメの写真整理をお伝えします。
懐かしむ時間を先に取らないようにする
写真整理で一番厄介なのは、「ついつい懐かしんで見る」ことです。
なぜかといいますと、整理整頓にムダに時間がかかってしまうから。
集中力が切れて行動に取りかかれないですしね。
懐かしい物の整理(手帳や日記、写真など)には、時間を決め、集中して淡々とこなすことが必須になります。
自分自身や家族の足跡でもあるので、「こんなことあったなぁ」なんて記憶がよみがえったり、家族との話題になったりするので、懐かしむのはとても良いことなんです。
しかし、片付ける時はちょっと封印して、まずは整理していくことに集中しましょう。
筆者自身、「手を動かす!」と心に誓い、作業していました。
一通り終了してから、家族でワイワイ話題として話をして楽しい時間を過ごしました♬
枚数が多いのを取捨選択するやり方
同じような、または似たような写体は1〜2枚のみにします。
特に今、スマホに写真を保存している方が多いと思います。
クラウドで保存するのも一案ですが、ハードディスクかDVDなどに保存・保管することをオススメします。
いつでも見たり出来るクラウド保存は便利ですが、容量に対し月額がそれなりにかかりますし、セキュリティなどを強化しておく必要があったりします。
写真に対しての保存の為にかかっているのであれば月額がもったいない、、、と思ってしまう筆者は、内容別にDVD保存しています。
現像してある写真であれば、1テーマに1冊のアルバムで収めるとよいですね。
枚数をスリム化した方がアルバム冊数が増えずに済みます。
簡単でいいから必ず時期のメモを書き入れる
保存する写真で必須なのは、いつ頃の内容なのかのメモをつけておくことです。
時期について記憶があいまいの場合は、おおよその時期と「誰」と「どんな時」を書き入れて(スマホの画像であれば入力して)おくといいでしょう。
こうして時期などを残しておかないと、保管対象なのかどうか分からなくなります。
ネガは記念にするかどうかを判断する
デジカメやスマホが登場する前は、写真といえばフィルムで、カメラで撮影したら現像を出せばネガも一緒に渡されていた時代がありました。
我が家の場合、平成初期の頃はまだカメラを使っていたのでネガが結構あります。
当時は一生懸命ファイリングして、整理していたのを覚えています。
メモがあるかないかで整理する
筆者が大事にしていたのは、ネガと一緒に付いていた現像一覧表です。
ネガは、明るい場所で見ても、どんな撮影内容か分からないことがあります。
その時に役立つのが現像内容を一覧にしたプリントです。
時期的なことや誰が写っているのかがだいたいわかります。
それでメモして整理していくと良いですね。
現像してネガ内容の一覧表を見て整理整頓する
ネガだけ保管してある場合、一旦現像して目次代わりとして現像の一覧表を出してみると良いかもです。ただし、それも量とお金次第ではありますが。。。
家族にとって残しておきたい内容だったり、すでに故人になっている方との貴重なショットがあったりするので、ネガだけ保管されていて処分するのが気になる方は現像してみるのはオススメです。
筆者も一覧表が無いネガがあり、長女が現像してくれました。
すると、娘たちが幼少期、可愛がってもらった夫の父(故人)に抱っこしてもらっている写真があったので、娘たちは嬉しかったようです。
フォトスタンドを購入して、御仏壇に飾っています。
ネガファイルに入れて保管する
必要なネガは、現像内容の一覧表と一緒にネガ用のファイルに保管しましょう。
筆者オススメのネガ用ファイル
必ず時期メモを入れましょう。
いずれまた、振り返る時があると思うので^_^
思い出を時々話題にして記憶の保管する考え
写真を撮影して終わり、、、ということが多いとは思いますが、たまには思い出話をするのは良いかなと筆者は考えています。
ちなみに夫婦の話題の一つにもなりますよ^_^
写真を撮っても意外とあまり見返さないけど、年中行事で話題にする
育児や家族のイベントなど、色々なシーンの写真を撮っていると思います。
しかし、いちいち振り返っているのか・・・というとほぼ無いかもしれません。
アルバムを納戸の棚にしまったまま、あまり取り出す機会がないのが正直なところです。
でも何らかの話題が出れば、写真があれば懐かしくなるもの。
我が家の場合は、正月で家族が集まる時だったり、お盆で故人を偲ぶ時にアルバムを出して思い出話に盛り上がったりすることがあります。
夫と結婚して29年目。この間に、お互いの祖父母や親戚、親が亡くなったりしているので、写真を見ていて楽しかったことや辛かったことなど色々と思い出すんですよね。
子どもたちも年齢差があるので、覚えている思い出がそれぞれ違い、それなりに面白いです。
写真は、家族としての大事な人生の一区切りなのかなと思います。
選択すると大切な思い出だけが残されていく現実
今ある写真全てを残しておかなければならない、ということはありません。
後々の人生において、今から増えていくであろう思い出をピックアップする必要性を考えておいた方が良いかと思います。
出会いがあり、別れがあり、長く続くものもあれば、あっという間に終わってしまう、、、それぞれが大事なドラマで、生きてきた足跡なんですよね。
そこを断捨離していくと、本当に大切にしたい思い出の記録が厳選されていきます。
自分にとって後世に何を残したいのか。
筆者であれば、その時その時の自分をギュッと凝縮して1冊のアルバムに残すことを考えています。
夫も同じ考えです。
そして筆者たち夫婦が亡くなった後は、子どもたちにお任せです。
思い出の記憶が受け継がれたら嬉しいですね。
まとめ|写真とネガは大切な思い出であるけど保管スペースで断捨離を決める
写真やネガの断捨離は、結構勇気が要ります。
それを処分してしまうと、その頃に生きてきた証しが消えてしまう、、、と思うのも無理ない気がします。
それでも写真などのアルバムにしても、スマホにストックしている画像にしても、限られたスペースで保管するしかありません。
だからこそしっかり厳選して、とっておきの大事なシーンを残すものを決めて整理整頓していくようにしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。