筆者にとって手帳は大事な相棒です。
決まって秋季〜年末から書き込めるタイプを購入しています。
手帳使用歴は35年目を迎えました。
会社員とブログ運営を同時進行し、4人の子どもたちの末っ子が高校2年生になったのをメドに終活し始めたので、手帳のスタイルも考え直している今日この頃。
今回は筆者が50代に入り、手帳に書いて日常的に自分と向き合っていく考え方についてお話しできればと思います。
目次
前年度の手帳を整理する理由とは
以前は新調するたびに前年の手帳は捨てず、古い手帳も一緒に箱に入れて保管していました。
それはそれは相当の数でしたね。
しかしある時、毎年保管していた手帳を断捨離するきっかけがあったのです。
これを機に古い手帳を手放したことで、新調する手帳に集中出来ることが出来たのです。
過去を振り返る機会はそう何回もない
保管していた手帳は、自分の行動の足跡がわかり、思い出したいこともあったりします。
しかし過去の手帳を振り返る回数はそんなにないんですよね。
ていうか、忘れています。。。
たまに古い手帳を手にして読むことがありましたが、「懐かしい思い出」があっても「今度役立つ」ことはあまりなかったように思います。(あくまでも筆者の場合)
これが手帳を整理する第一歩になりました。
過去に囚われている自分がいることに気づく
古い手帳を読んでいると、過去の自分の栄光というか「昔この時にもっと良くなっていたかもしれない」など思うことがありました。
過去って、良い時もあれば悪い時もあります。生きていれば誰にだってあること。
当時の筆者の手帳にその時の心情を書いているページがあり、一喜一憂する自分がいたんですよね。
するとふと、前を見ることをしていないなー。。。と思ったんです。
手帳を書くのは、自分の今時点であり今からワクワクするためだと考えているので、過去のことは経験値として蓄え、過去の手帳の存在は筆者には必要ないなぁとも思ったのです。
なんとなくですが、過去に執着してしまっている時期もありましたしね。
保管していた手帳の存在に感謝しつつ、古い手帳に思いを区切る意味でもそろそろ手放してもいいかなと考え始めました。
それが手帳の断捨離する理由の一つでもあります。
いつも「今の自分」が一番幸せだから
歳を取るごとに「ぜいたくしなければ、普通に今の生活は幸せだなぁ〜」と思うようになりました。
今が一番幸せだと思っている自分がいます。
そう思うようになってから、古い手帳を手に取ることがほぼなくなりました。
新調した手帳に書き込む
このワクワク感が新鮮に感じるんです。
この感覚を大事にしたくって、過去の手帳はおサラバしています。
毎年変わらない行動を書くことも旧手帳を整理するきっかけであり重要なこと
新しい手帳を購入したら、前年度の手帳から書き移すという大事な作業があります。
SNSのID・パスワードなどのシークレット部分は最も重要ですが、日々のスケジュールの記入も大事な要素が詰まっています。
この作業や書き込みをすることで、旧手帳を気持ちよく手放せることが出来るのです。
ルーティン化の行動を書く
毎日行っていることは、筆者はガッツリ書いています。
その日にやらねばならないことは、「やらない」という選択肢はないと思っているからです。
筆者でしたら、、、
○腹筋運動15回
○ブログ記事を書く
・・・など、ルーティン行動はしっかり書き記すこと。
「あたりまえ」な行動であっても書くことを忘れないようにし、忘れないように行動をしています。
これが筆者にとっての手帳の大事な役目だと考えています。
ポジティブメモはその年では大事だけど次年には不要なもの
筆者は手帳には欠かさずその年・その月の目標やチャレンジの言葉を書いています。
「ポジティブメモ」として書き記しますが、次年度ごとにアップデートしています。
それが自分自身の成長に繋がっているからです。
すると前年の手帳内容が必要でなくなってきていることに気がつきました。
達成することが多くなると、その目標が変わっていくもの。
逆にいつまで経っても達成していないことは、なかなか達成しないもの。
その見極めがつくのが「ポジティブメモ」。
その年には大事な目標だったりするけど、次の年は次のステップだったり新しい未来だったりするのです。
この変化が大事なんですよ〜^_^
ちなみに。。。
5年先・10年先のポジティブな目標ももちろん書き記しています。
50代を迎えてから、内容がガラッと変わりました。
老後に向かって現実味がある目標に変化しています。
毎年変わらない行動を手帳に書くことで継続できている自信につながる
「継続は力なり」
この言葉通り、物事を継続していくことはとても難しいことですが、継続していけば必ずどの努力が報われていくものです。
手帳にルーティン化している行動を毎日・毎年書いていき、それを見て実践することは、自分自身の自信につながります。
頑張っている自分がいて、コツコツ行動して少しずつ目標達成への階段を登っている実感があると、どんどん前向きになるものです。
そうすることで、前年の手帳よりも次の年には【自信のある自分】がいることがわかります。
今しか出来ない行動をしっかり書いて次年の手帳へ引き継ぐ
古い手帳・前年の手帳から新しい手帳へと引き継いていく行動は、どんなことをしたらいいでしょうか。
筆者は50代なので、50代思考での考え方をお伝えします。
50代からは毎年の老後計画は必須
50代からは老後の計画を考えておくことが必須事項だと思っています。
ゴールなくしては、行動はできないからです。
手帳はその年の全貌が見えます。
お金のこと
仕事のこと
家族のこと
自分のこと
色々とやっていきたいことがあるでしょう。
筆者は5年スパンで考えるようにしています。
5年後はどうなりたいか
5年後の夢や希望を書き出し、逆算して手帳に記入しています。
そして行動に移すための活動計画を立てて実践に移しています。
すると、その年の手帳はすでにその計画の1年目は完了していると考えることができるからです。
老後はその年その年を先延ばしせずに生きていくことが大事な時期だと筆者は思っています。
計画→実行→完了
夢や計画を具現化するためには、この3つの行動は必須です。
手帳に書いただけでは、目標は叶いません。
叶えるために、手帳は存在しています。
このやり方を重ねることで、新しい手帳には新しい行動計画が書けるのです。
筆者はそう考えています。
50代で老後への行動計画に向く手帳とは
昔の手帳と日記帳を断捨離するでもお話ししていますが、筆者は本当にさまざまな種類の手帳を使ってきました。
ちなみに、、
一番長く使ったのは、W’s Diary和田裕美の営業手帳です。
8年は使っていました。
長く営業職にいて、この手帳が2006年に発売されてからアポイント・営業メモとしてもすごく役立つ構成だったので重宝しました。
それからは目標の書きやすさを求めて、超結果手帳(3ヶ月おきに購入する)・ほぼ日手帳・アクションプランナー、そしてCITTA手帳と使ってきましたが、この度アクションプランナーに戻ることにしました。
それは、
●マンスリー部分をほぼ見ることがなく活用していないこと
●新しい週をめくるのに、紐のしおりが使いにくいこと
・・・というマイナス面に気づきました。
アクションプランナーは、株式会社イー•ウーマン 代表取締役社長 佐々木かをりさんが創った手帳で、日本でバーチカルタイプ(縦軸が時間で横軸が1週間となっているタイプ)を始めたのは佐々木さんだと云われています。
この手帳はマンスリー部分がなく、点線の切り取りしおりなので、意外と使いやすいことに改めて気づき、今回から戻る感じです。
ウィークリーページの活用が多く、毎日そのページしか見ないことが多いので、筆者はこれにしました。
手帳カバーは本革が一番だと思っているので、他の手帳に比べたらお値段はお高めですがイチオシです。
さてなぜ50代からの老後計画にアクションプランナーが良いのかといいますと。。。
手帳自体をまんべんなく使いこなしているわけではないのですが、ウィクリーページはホントに活用していて、行動計画には持ってこいの部分なのです。
時間単位で分かり、あいまいさをなくし、目標に向けての逆算行動を先取りしながら書けるところでしょうか。
マンスリーがあると便利かもしれないですが、筆者の場合、早めの段階で月ごとの初週にメモ書きしていることが多いです。
切り取りしおりなので、切り取り部分が多くなるにつれ日にちの経ち方が分かりやすく、計画を立て行動していく量も目でわかるため、日頃の過ごし方などにも意識しやすいと思います。
次年へ引き継ぐときにその年の行動結果を振り返る
新しい手帳に書き移す(引き継ぐ)時が、前の年の手帳を整理する良い機会だと思っています。
計画通りに出来たかどうか
次の年ではどのくらいで達成できそうか
・・・などなど、反省点あり気づきあり楽しみありの自分なりの評価ができるのではないでしょうか。
これが、手帳と向き合う大事な「手帳じぶん会議」の機会ではないかと。
自分自身で振り返り、今後はどのようにして展開していくかを思い描き、次の年の目標を考えていく絶好の機会です。
ここで出した次への課題が見えてくるはず。
筆者は手帳の断捨離を行なってからは、「手帳じぶん会議」の時間を大切にするようになりました。
自分の未来は自分で切り拓く
この意識があれば、新しい手帳に向き合うことができますね。
新調した手帳へ引き継いだらもう振り返らない
新しい年の手帳を購入して「手帳じぶん会議」を行なったら、もう前の年の手帳はほぼ役目は終わりました。
念のために前の年のだけ保管しておくこともありますが、筆者の場合は前年の手帳を振り返ることはおそらくないと思います。
振り返らないから、あれやこれやと考えずに済みますしね。
これで前年の手帳は手放します。整理・処分することで頭の中がスッキリします。
じぶん会議で決めたこと、まずは実践しないと。
反省点ばっかりになっちゃいますからね。
まとめ|新調する手帳へ引き継ぎ旧手帳を整理したら、新しい行動が始まる
保管してお役立ちがあるのであれば、古い手帳を持っておくのは良いですが、新調する手帳に考えが切り替わっていたら整理・処分するのはアリだと思います。
次の年の新しい手帳にちゃんと引き継ぎが完了したら、手帳で決めたことを即刻実行に移しましょう。
過去のじぶんは経験値で活かし、今の自分は未来への出発点。
1年間はお世話になる手帳。
さらに次の年の手帳へ役立ち、引き継ぎ、レベルアップができるように進むことができる活用ツールにしていきたいですね。